「ひとりでできるもん」とは
「ひとりでできるもん~アナニー入門~」のことなんだけど
ネットで見掛けて興味をもって買いに走ったのは俺だけでは無いと思う。
俺の知ってるひとりでできるもんとは違いすぎるwww
タイトルからもわかるように「アナニー」の入門書。
アナニーとはアヌス(尻穴だね)を使ったオナニーのこと。
ぶっちゃけ、表紙が可愛いから間違って買っちゃった♪(テヘペロ☆)
そんな人もいるとは思うけど、俺の場合はそもそも事情が違った。
俺はそもそも以前からアナニーというのはしていたんだ。
とはいうものの、あくまでそれは我流でなにかを正しく学んでではなかった。
だから、そういうきちんとした入門書というのは今まで見たことが無かった。
じゃぁ、何を参考にしてきたかと言えばBLである。
良い意味で
と言われれば、そこには兄貴のショタ系のエロ漫画の影響があるのだけどそこは割愛。
要するに、BL読んだらアナルを弄られてて気持ち良さそうにしている男の子がいたので
「ああ、アナルって弄ると気持ちいいんだ」
そういう気軽な気持ちでアナル開発を自ら行った歴史があるわけです。
求めるべき快楽を得ることができずに、アナルは幻想か…そんな風に諦めていたわけです。
しかし、そんな眠れる獅子を起こしたのが「ひとりでできるもん オトコのコのためのアナニー入門」でした。
というのは、それまでも試行錯誤はしていたわけですがエロ漫画等の描写では
アナルの開発等は全く描かれておらず、最初から準備万端整ってるような感じであり、
一体自分の何が悪いのか、何故あのような快楽を得ることができないかが分かりませんでした。
何故だ?18禁だからか?そんな表記は…そう思ってオタク系の街まで足をのばし
某blogに記載されてる店なら置いてあるだろうと思って探しました。
…ありました。しかし、某メ○ンブックスは女の店員がレジに立っており、
俺にはその本をレジに持って行くのを躊躇われました。
というのも店員に「この人、アナルに興味があるんだ」そんな風に思われることに耐えられませんでした。
某○長書店で発見!しかもなんと立ち読みができる!?よし、買う前に内容を
吟味だ…そう思って熟読すると…ディルドというものの存在、アナルバイブ…
エネマグラ…浣腸…中の漫画も可愛い絵柄でまたその少年たちが快楽に酔いしれている様は
俺の心をも踊らせました。立ち読みしていると上記各種アイテムも欲しくなるのは
当然だと思いますが、俺もその時、これは買うしかない…!そう思っていました。
カウパーは結構出るけどドピュがない
「トコロテン」「ドライ」その言葉に魅せられた先人は数知れないと思う。
そしてディルド…あの形状とサイズに心躍らない人は居ない。
アナルバイブ…そしてバイブ…どれも魅惑のアイテム達でした。
ローション。エネマシリンジ…全部買うと一体幾らになるのか?
というよりもエネマグラそのものの値段が何せ高いのです。全部を買っていいものか?
そう考えたのです。
いくつもある。どれを選べばいい? ディルドもサイズが色々ある…
小さいのから極太迄…バイブも各種…ある…
結果的には、
入門書「ひとりでできるもん」
エネマグラ(VIPでスレ立てして相談したのを)
ディルド(サイズSとM)
ローション(ペペローション)
コンドーム(0.03)
エネマシリンジやバイブ、アナルバイブも欲しかったのですが
予算の関係上それを買うことはできませんでした。
まず、何故ネットで買わないかとの問いに関しては「直ぐに読みたいから」
これに着きますし、また現物を確認して買いたいという欲求もあるので…ですね。
さて、家に帰って早速ベッドに横たわり、エネマグラをアヌスに挿入して訓練…
…うーん…こんな感じなのかな? その程度の快楽しか得られません。
ドライオーガズムとかは都市伝説と言うほどのもので、訓練しなければ
それは得られないとも書かれており、焦ってはいけない…そう自分に言い聞かせました。
よかったのか、トコロテン(手を触れずに射精)という状況には今までの
我流開発の成果もあったのか割と容易に到達できました。
しかし、やはり目指すはドライオーガズムであり、エネマグラでの開発は
定期的には続けていたわけです。なので、エネマグラ⇒ディルドという流れを
基本として開発していたのですがどうしてもドライに至れないのです。
購入者の中にはそういう人もいるんじゃないかな?と書いただけですよ?
こうなってくると色々試したくなるのが人情。未知なる快楽の為に
快楽をより得られる手法を試していくのがフロンティアスピリッツを持つものとしての宿命。
とりあえず「催眠」というジャンルに手を出したわけです。
正直、購入した催眠系のCDはどれもいまいちで、ネットから無料でDLできた
物の一つが妙にハマりました。タイトルは「俺様催眠」という女性向けのですね。
女体化系とかがありましたが、個人的にはこれがしっくりきました。
とはいうものの、やはりドライには至れません。こう言う部分でまだまだ~
と続けられたら良かったのでしょうけど、刹那的な気持ちよさで言えばディルドの方が上でした。
まぁ、そうなってくるとよりグレードの高いものが欲しくなるのもまた自然な流れだと思います。
自分で動かすのが案外大変だということ。壊れやすいの3点でいまいちでした。
アナルビーズに関しては多少の異物感はあるのですが、ディルドを挿入してる段階にあっては
刺激が弱く、また自分で抜かなければならないことも欠点に思えました。
そんな試行錯誤の中でぞくぞくするような行為が一つだけありました。
それは尿道オナニーでした。
読んでたエロ漫画にも尿道は気持ちいいような事も書いていました。
しかし、実際にやられた諸兄はおわかりだと思いますが、尿道に異物を
入れるとはっきり言って痛いです。分かりやすく言えば、
生傷に指を突っ込んで掻き回すような感じなのです。
あまりのその痛さに挿入も満足にできなかった敏感な部位です。
最初は躊躇いもありました。ですが、誰の言葉かは分かりましたが
「女だって初めてのときは痛いだろ?」そんなレスに勇気を貰って
俺は尿道という未知なるフロンティアを開拓することにしました。
ディルドでオナニーをしながら勃起したペニスにベビー用の綿棒を
挿入する…そういう計画でした。アナニー中は先走りも多くローションは
不要と思われましたが、やはりワセリンを塗した綿棒で望むのが良いだろう…
そういう結論に達し、綿棒を尿道口に当てゆっくりと未知なる空間へと埋没させて行きました。
身体が意志とは無関係に痛覚にたいして警報を鳴らしている。そんな感じでした。
そんな身体の自己防衛反応を押しのけ、さらに埋没させて行きました。
抜けなくなったらどうしよう…そんな恐れもありましたが、幼少期に行った頃よりかは
痛みは少なく、より奥へと綿棒を埋没させて行きました。
そとからペニスを触ると外からでも綿棒の堅さが分かり、まだここまでしか入ってないんだと
愕然としました。
アヌスにあてがっているディルドが奥へと入り込んでしまいました。
実際、尿道を弄っている時はいつものように腰を上下に動かしたりできず、
寧ろ尿道の刺激に耐えながら姿勢を維持しようとしても小刻みに動いてしまい、
何とも言えない、息をするのも苦しいような状況になっていました。
指先で綿棒を動かすとその刺激に全身が支配されて行くような感覚。
自分の意志とは無関係に身体が震える感覚。トコロテンの時はゴールが見えていて
自分の足で走っていくような感覚が、無理矢理違う刺激が溢れて行くような…
そういう未知の刺激にうち震えていました。脳味噌が拒否するけど快楽を求める心は
さらなる刺激を求めてしまう二律背反。そういう世界を教えてくれたのは
尿道オナニーでした。
綿棒の隙間から、綿棒によって擦られて敏感になった粘膜を精液が通る時の
感覚は「痛いのに止められない」そんな感覚でした。
事後、トイレでおしっこをするたびに腰が震え、「動いちゃ駄目なのに身体が勝手に動く」
という現象に悩まされていました。
「別にホモじゃないけどフェラチオやアナルセックスに興味がある」
様にはなると思う。自分たちが用いてるのは擬似ペニスだったりそれに準じた
道具なわけで、そうなってくると自分でするのではなく、誰かにして貰ったら
どうなるんだろう?こう思うのは普通の流れだと思います。
ですが、2次元と3次元は違う…というのもまた真なるものでそう簡単にはできるわけもない…
そんな悶々とした想いを打ち砕くように発売されてしまったのが
「ふたりでできるもん―オトコのコのための相互アナニー入門」でした
というのはネット=顔が見えない会うのは不安。そういう感覚なのですが、
なによりも会う=しなきゃいけないになるのがなんとなく怖かったわけです。
会ってから断わるのは相手に失礼だし、その際に何をされるかわかったものじゃない…
そんな短絡的な思考だったわけです。ネットでそういう男性の相手を探すうちに
「ハッテン場」という場所を見つけました。とりあえず覗くだけ覗いてみて
駄目なら帰ればいいや…そう思っていました。
なかなか勇気が必要でした。何故、映画館をチョイスしたのかと言えば、
それ以外の場所ではそういうヤル場所とかがあるとのことで、なんとなく怖い気がしたのと
映画館なら最悪映画だけ見て帰ればいいよね。そういう安心感を持っていました。
映画館に入って驚いたのはその人の多さでした。
異様な光景と言えば、映画を見ずに外の椅子に座って携帯を見たり煙草を吸ってる人。
映画館の中で席が空いているのに立ち見している人。映画見てそうな人は極少数。
確かにスクリーンの中の映像は荒く、年代物の雰囲気がありお世辞にも面白そうだったり
演技がよいとか悪いとか何とも言えないようなそんなものでした。
とはいうものの、とりあえずは一番後ろの席に腰掛け映画を見ることにしました。
この時は凄く緊張していたものの、どこがハッテン場なのだろうかわからないでいました。
隣に座ったおじさんにフェラチオされたりということはありました。
はっきり言えば、同年代は居ませんでした。
相手がいいとか悪いとか…そういう問題でなく興味本位で足を踏み入れたのはいいけど、
どうしたらいいのかわかりませんでした。
椅子に座っていたら隣におじさんが座る、フェラチオする⇒身体を触っていく⇒去っていく
そういう感じでした。たまに後ろから触られたりもありましたが、
正直、自分がフェラチオであるとかアナルを…と思っていただけに
フェラチオされても…と思ったり、じゃぁ自分から?と思ってもそんな気にはなりませんでした。
見つからないのか?そう考えたのですが、やはりもう一度検証してみよう。
そう考えました。何かアピールする方法は無いかな…そう考えた時に思いついたのが
エロ漫画によくあるあれでした。
アナルにローターを仕込んでいけば、アナルを弄られるのが好きって分かるのではないか?
そう考えたわけなのです。
コンドームに入れたローターを挿入。振動は弱めで…スイッチはズボンに。
トイレを出た瞬間、俺は一体何をやってるんだろう…そんな気分に襲われましたが
ここまできたら後には引けない…そう思って映画館に入って…
「座るよりも立っていた方がお尻に触りやすい?」
そう思い、映画館の後ろに立って、映画を見続けました。
目の前を誰かが通るたびにその事が露見するのではないかとドキドキしたわけですが。
尻にローター仕込んだ女と出会ってすぐヤれるようなもんか
アナルに乱暴に指を突っ込まれたり、フェラチオさせられたりはしましたが
アナルセックスはなく、メインで弄ってる当人以外にもギャラリーが僕も~という
感じで乳首や身体に触れてくるという奇怪な状況でした。
映画館で全裸になるというのは確かに刺激はあるのですが、思った以上に気持ちよくなく、
上手に言えませんが「ゲイってこの程度のテクニックなんだ」とどこか冷めていたようにも思います。
かくして、俺のハッテン場での試みは失敗に終わったわけです。
体験できたのですが、肝心の快楽がついて来ない。これでは本末転倒だと思い、
ではどうすればそういう上手な相手に出会えるのだろう…そう考えたのは当然の帰結だと思います。
しかし、ネットで探すのはやはり抵抗があるし、かといってハッテン場に行っても…
そんな悩みを抱えながら3カ月位経ったと思います。
チャットでした。単純に言えば「ネカマ」というのですが、アダルトチャットで
同性と話をしても詰らないことが多く、寧ろ性欲剥き出しの男と会話している方が
精神的には充足できるし興奮できる…そういう理由からネカマでチャットに
嵌まっていました。
女として男とチャットを…の方がと言う意味です。分かりにくくてすみません。
何が楽しかったのかと言えば、ちやほやしてくれるけど根底では性欲をむき出しにして
犯したい、感じさせたいという人が多く、もちろん人間的に駄目な人も多かったのですが
なんとなくそうすることで精神的な安定を保っていたように思います。
そこで一人の男性と話をする機会がありました。
その方をAさんとします。
仮定は飛ばしますが、個人的にはその人に対して自分は男なんですけど
いいですか?そう聞いたときに、「俺はどっちでも気にしないけど?」
そう言われて、胸がときめいたのを覚えています。
自分はホモではないのですが、ネットをしていて人間的に興味をもったのは
初めてでした。
なのに、ニコニコと笑顔がさわやかで、それでいて馴れ馴れし過ぎるくらいに馴れ馴れしくって
でも、その距離の詰め方が凄く上手で大人で、格好いいなと思いました。
こんな言い方をするとあれですけど、大人の男だって思いました。
あながち嘘じゃないのかな…という奇妙な魅力がありました。
頼りがいがあって、話しやすいと言うかそういう雰囲気でした。
そして自分がどういうきっかけでそういうことに興味を持ったのかと話すと、
「じゃ、ホテル行こっか?」いきなり誘われました。
俺が戸惑ってると、
「嫌なら無理にとは言わないけど、そういうの期待してきたんだろ?それとも俺じゃ無理かい?」
さらっとそう言われると、そんなことはないですと言いたいのですが、上手に
言葉が紡げずに
「どうしたらいいでしょうか」
それだけ言ったのですが、「じゃぁ、行こう」そう言ってホテルに誘われました。
それに最初のご飯の時の会計も出してもらってる。
それを出そうとした時も、「いいっていいってw年上に格好位つけさせてw」
そんな言葉も嫌みが無く格好いい。ホテルに入ると、ああ、この人とするんだって
緊張してたら、「とりあえずなんか飲む?」とこっちがいいですと言っても、
ウーロン茶を渡してくれました。「何度も緊張すんなってwwって無理かww」
そう言われてましたけど、身体はガチガチでした。
ハッテン場と違い、ホテル、ベッド、この人とと思うとテンパっていました。
「んじゃ、先に風呂に入って奥から、帰るなら今のうちw」
「それとも一緒に入るか?」
そう言われて、Aさんは先に風呂場に全裸で入って行きました。
一人待つと否が応でも緊張が高まり、自分も風呂場で身体を綺麗にしないと…
そう思って風呂場に服を脱いで入ると、Aさんは「明るいうちからの風呂はいいもんだろw」
そんなことを言いながら俺の身体を見て「若いってのはいいねww肌が綺麗でww」
そんなことを言ってましたが、Aさんの体も引き締まっていてとても肌も
綺麗だと思いました。
自分のよりも大きく、その上堅く剃り返っていて凝視するのが怖い位でした。
「舐めたかったんだろ?好きなだけ口に咥えたら?」
そういって俺の口元にそれをあてがいなすりつけ…「ちゃんと石鹸で洗ってるからww」
そんな風に言われて、俺はそれを口の中に入れました。
ディルドで練習していたそれとは違い、喉の奥に入る時のえずき、味、
そして自分で動かさずに動かされた時の感覚。自分から舌を這わせた時の感覚。
どれも新鮮なものでした。吐きそうな感じ。涙が溢れそうになる感覚も
自分でしていては体験できなかったことでした。
Aさんには「美味しそうに咥えるなw」そう笑われましたが、実際舐めてる自分は
うっとりと陶酔していたかもしれません。
そう言われて、本当に気が狂いそうでした。
自分の意思で犯されてるのに、自分以外にして貰うだけで胸の奥がつまり、
感覚が暴走して、脳味噌の情報処理量を越えて飛ぶ感覚。
また現実に戻される。そういう現象に陥りました。
アヘ顔ってこういう時になるんだろうなって思ったのは後からなのですが、
自分の身体が自分の意思と無関係に動くことや、それに抗えない状況だと
喘ぐしかない。気持ちいいとか、おかしくなっちゃうとしか言えない感覚。
そんな状況になるとペニスを弄られたり、乳首を弄られるだけでまた
意識が飛びそうになる。そんな無限地獄、無限天国そんな感じでした。
でも、それも気持ちいい。
下半身が勝手にうねる。腰が勝手に動く。気持ちいい。
乳首を弄られるだけで電流が走り、さらに頭が白くなる。
そんな麻薬のような快楽、たぶん脳内麻薬は出ていたように思います。
途中から身体の感覚が敏感過ぎて自分から叩いて欲しいとねだったり、
乳首をちぎられそうなくらいに摘まれたりすることで快楽を得ていました。
催眠オナニーなんて目じゃないです。
「女の様に犯されたかったんだよなw」そう言われて素直に肯定した自分。
これが求めていた快楽なんだと快感に心も体もうち震えていました。
どの程度の時間、放心していたのかは分かりませんが、風呂場から出てきた
Aさんは濡れタオルを持ってきて「で、どうだった? 気持ちよくなかった?」
優しい笑顔でそんな風に身体を拭きながら、悪戯しながら聞いて来ました。
「凄い気持ちよかった…」そう感想を漏らすと「え~wwお世辞上手いなwww」
とか「俺下手なのにwww」とか「もうww感じる演技上手なんだからwwww」
冗談のようにそういうAさんに必死に気持ち良かったとか、おかしくなりそうだったと
説明するのに「でも、今はおかしくなってないじゃんw」とかからかわれて
思わず笑みがこぼれていたように思います。
「君が俺より年上になったら払ってww」そういう風に言われて、なんだか申し訳なく思いました。
そしてその日は駅まで一緒に歩いてそこで別れました。
またAさんに会いたい、そういう禁断症状じみた感覚は過ぎに襲って来ました。
ですが、Aさんは社会人で忙しく、また会いたい=したい=お金をAさんに使わせてしまう。
そう思うとこちらからは連絡できませんでした。
それこそAさんから「またメールするわw」の言葉を信じてずっと待つよりほかにありませんでした。
待っている間、自分でオナニーしてみたり、またハッテン場に足を運んだのですが
違和感が強く、想いは募るばかりでした。
会っただけで、もう次はないかもしれない。自分から連絡しないといけない?
俺はAさんに対してどういう感情を抱いてるのだろうか。恋愛感情?肉欲?
ただ、憧れた世界に連れて行ってくれる人だから、またそうして欲しいと願ってる?
自分でもよく分かりませんが、Aさんにして欲しい、必要とされたいと思うようになっていました。
そして1ヶ月後にまたAさんからメールが来ました。
そんな短いメールでした。「待ちわびたメールがきて俺はほっとしていました」
そこからは平静を保ちながらもメールのやり取り。
内容は飲みに行かない? というものでした。
もちろん都合はAさんに合わせてOKし、その日を俺は待ちました。
そして、その日も俺はAさんに抱いて貰いました。
今度は尿道を責める道具(シリコンカテーテル?)や
拘束具、目隠しなど各種の道具もありました。
と言う喜びもありました。優しいけど激しく、意地悪だけど優しく、
極端に言えばフェラチオさせてもらえるだけで心がときめくと言う感覚でした。
自分で勃起して貰えてるということで喜び、虐めて貰える喜び。
可愛がってもらえる喜び。また真っ白になれる快感と歓喜にうち震えていました。
その日は少し、激しかったので少し身体が痛んだことも心配してくれて
とても嬉しく思いました。
別に主従関係があったわけでもなく、そういう関係をして貰えてるだけなんですが
俺の魂はAさんにすり寄っていたように思います。
おま俺
Aさんが仕事の都合で途中で中断でした。2回目から3週間くらい経っていたので
それこそ尻尾があったら振っていた位に喜んでいただけにその日は落胆も大きかったです。
4度目の逢瀬は…女装させられました。
と言ってもラブホテルに置いてあるコスプレ衣装を着せられただけと言えば
そうなんですけど、それでも縛られて着衣のまま犯された時の快楽は…
どう仕様もなく気持ちよく、身体が性感帯になったようで…
というよりも、Aさんに会うと期待して心拍数が上昇する…そんな身体になっていました。
あ、誘ってくれない? そういう状況で俺は困惑していました。
会って会話してるだけでも楽しい。でも、身体は求めてしまっている。
でも、それは俺だけの一方的な想いでAさんにとっては…
飽きられた? うざがられてる? どうしよう…そう思うもののAさんは普通に接してくれます。
日常的な会話や他愛の無いメール。それに一喜一憂しながら自分の心がわからなくなっていました。
欲望でAさんがそれを叶えなければいけない道理なんてない。
それに会うたびに奢って貰っているのも負い目になっていた。
Aさんにばかり負担をしいて快楽を貪る自分だから飽きられた?
そんな悩みで困惑していました。
正直、Aさんのことでは自分はホモかとも悩みましたが、
他の男に…という想いは無く、Aさんにして欲しいという風に感じていました。
もちろんその前提には、他の男じゃあそこまで辿り着けないというのもありました。
浮気症というわけではないのですが、一度だけ別の男に誘われ(ナンパでした)て
ホテルにいったのですが、心は全く弾まず、揺れず、冷たく凍った氷のようでした。
その事があって、俺は余計にAさんに対して何かを求めてしまっているのかもしれません。
Aさんには「また夜に…な」そう言ってくれました。
そして今日がその今夜になります。
俺はAさんに告白しようと思っています。
ホモではないですが、奴隷、飼って欲しい、傍に置いて欲しい、彼女じゃなくていい
上手く言えないのですが、好きだと伝えようと思っています。
ホモじゃないのに何でこうなっちゃったんだろ。
では、行ってきます。