バイトの 残り2週間、大学生にフェラするのは当たり前になっていました。
大学生は俺がホモだとわかって、躊躇しなくなりました。
フリーターのもついでにという感じで1,2度舐めました。
でもフリーターはやっぱり抵抗があるみたいで、自分からしてとはいってきませんでした。
でもたった一度だけフリーターから誘ってきたようなことがありました。
お盆過ぎて客があまりいなくなって、僕とフリーターは店先に座ってボーっとしていました。
話の前後は忘れましたが、フリーターが「なんかムラムラしてきた」といいました。
僕は「夜しゃぶってあげますよ」といいました。
彼は「夜まで我慢できないかも」というので、僕は「じゃあ今からしますか」といいました。
彼は「でも仕事中やん」「どこでするんよ?」と否定的なことをいうので、僕もそれ以上本気にはしませんでした。
一旦はそれで終わったんだけど、しばらくして彼は「やっぱ我慢でけへん」と僕の顔を見ずにいってきました。
僕は「じゃあシャワー室でしませんか」といいました。
彼は「シャワー室か~」とまた気乗りしない返事をするので、僕もまどろっこしくなって
「先にいってるから後できてください」
といって先にシャワー室にいきました。
シャワー室はボックス式で中に入れば誰もみられないし、海の家の裏側にあるので人目にもつきませんでした。
厨房にいた大学生にトイレにいくと告げて、海の家の裏にまわりこんで、シャワー室でフリーターがくるのを待ちました。
2,3分して彼がきました。
彼が入るなり、僕はすぐに彼のパンツをずらして、くわえました。
シャワー室はプールの更衣室のようなかびた酸っぱい匂いがして、彼のチンポの蒸れた匂いと混じって、僕は異常に興奮しました。
チンポだけじゃなく、お腹や太ももも舐めました。
彼も少し興奮していたのか、「へそ舐めて」と言うので舐めてあげました。
少しづつ上にあがって、乳首も舐めました。
彼の荒い吐息が耳のすぐそばで聞こえてますます興奮しました。
彼の体は汗で湿っていて、舐めたら少ししょっぱくて、サンオイルの甘い匂いがしてました。
僕は我慢できなくて、思わず彼の胸に顔を埋めて抱きつきました。
彼は一瞬固まりましたが、頭をなでてくれました。
しばらくそのままでいさせてくれました。
僕は幸せでした。
その後、またフェラして、口でいかせてあげました。
彼が先にシャワー室をでたので、僕は我慢できなくてそこでオナニーをしました。
彼の精子が口に残っていたので、味わいながらしました。
夏も終わりに近づいてきて、一足先にフリーターが帰ることになっていました。
彼が帰る日、僕は彼に電話番号を渡しました。
彼も電話番号を教えてくれました。
戻ったらまた遊ぼうと言ってくれました。
僕は彼と別れるのが本当に淋しくて、彼の前で涙ぐんでしまいました。
すると彼は「泣くなよ。俺も悲しくなるやんけ」と笑いました。
彼が帰ってしまって、僕は本当に心に穴があいてしまったような気分でした。
大学生は「追いかけていけばよかったのに」と茶化しました。
フリーターが帰ってしまってから、大学生との行為もなくなりました。
さすがに二人きりだと冗談にならないと思ったのかもしれません。
少し優しくなった気もしました。
もうすぐこの人とも別れるのだと思うと、それも少し淋しく感じました。
僕が帰る日の前日の夜、僕は自分の荷物をまとめていました。
大学生は「おまえとも明日でお別れか」と言ってきました。
僕は「さみしいですか」と笑ってききました。
彼は「少しな」といいました。
僕は彼にも電話番号を渡しました。
彼は「電話することないと思うけど」といって自分の番号も教えてくれました。
彼は「俺のこと嫌いだろ?なんで番号教えるの?」ときいてきました。
僕は「わからない」と答えました。
実際嫌いなのかどうか自分でもわかりませんでした。
僕は「もうフェラしなくていいんですか」とききました。
彼は「気持ち悪いねん」といいました。
その夜、電気を消して布団にはいってからも僕は寝付けなくて彼に話しかけました。
彼も起きていました。
いつからホモなのかとか、どんな男がいいのかとか、色々聞かれました。
でもこういうことを話せる人は他にはいないので、聞かれて嫌ではありませんでした。
僕は思い切って「そっちにいってもいいですか」といいました。
彼は「あほか、キモイ」といいました。
僕はひかずに「フェラしたいです」といいました。
彼は「そんなにしたいんか?」ときいてきました。
僕はうなずきました。
そして僕は、寝たままの彼の布団にもぐってしゃぶりました。
彼は何もせずただ寝ていました。
ときたま「うまいか」と聞いてきました。
僕は「うん」とくわえたまま答えました。最後、彼は寝たまま腰を振ってきてそのままいきました。
このときの彼はもうこういうことをするのが本当に嫌だったのかもしれません。
フリーターがいなくなったことがきっかけで醒めてしまったというか我に返ったのだと思います。
たぶん彼は、最後の僕のわがままにつきあってくれたんじゃないかと思います。
いま思えば、大学生もフリーターもこのバイトのことを思い出したくないんだろうなと思います。
二人にとっては何もいい思い出なんてないんだろうし、僕だけが覚えているんだと思います。
嫌な思いもたくさんしたし、その場にいたときは複雑な思いだったけど、今思い返すと僕が一番いい体験したんだなと思います。
後日。
地元に戻ってからしばらくして、フリーターに一度だけ会いました。
彼が電話くれたのです。
自分から電話する勇気はなかったし、もう会うこともないと思っていたのですごく嬉しかったです。
フリーターは、友達がクラブでイベントするから来ないかと誘ってくれました。
僕はもちろんいくと返事しました。
イベントの当日、フリーターと再会できて僕はすごく嬉しくなっていました。
久しぶりに会った彼は、少し髪が伸びていて、夏にあった時よりも少し肌色が薄くなっていました。服装もバイト中に着ていたのはラフな短パンやTシャツだったけど、もう少しストリートっぽいおしゃれな格好をしていました。
フリーターはビール、僕はミネラルウォーターを飲みながら、色々近況をはなしました。
彼は「帰ってからあいつとあった?」ときいてきました。
会ってないと答えると、
「だろうな。よく最後まで続けたね?俺ならやめるよ」
といっていました。
普通の人ならやめるか、なんとかしただろうなと思いました。
最初はともかく、ずっとあんなことが続いたのは、僕がホモだからだし、
半分は自分から求めてたからに違いないからです。
僕は、この人が一番嫌な思いをしたんじゃないかと思いました。
望んでもないのに男にフェラされて、しかも少し罪悪感を感じさせられて。
彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そのうちフリーターの仲間やガールフレンドがたくさんきました。
彼はちゃんと僕をみんなに紹介してくれました。
すごく嬉しかったです。
でも彼が友達と楽しそうに騒いでるのをみて、僕は淋しい気持ちになりました。
僕の知らない彼がいて、それが彼のいつもの姿なんだと思って、とても淋しくなりました。
僕の知ってる彼はほんの一部だし、しかもあんな体験をしたことなんて決して思い出したくないんだろうし。
僕はフリーターに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
もしかして今日また何かあるかもしれない、と少し期待してきた自分が情けなくなりました。
フリーターに会ったのはそれが最後で、大学生とは一度も会うことはありませんでした。