俺、都内の大学1年の啓介です。
小学校からサッカーやってて、大学でも結構マジなサークルでやってます★
彼女もいて、もちろんHも。。。
男は興味はあるけど、きっかけとかよくわかんなくて。
よくこの掲示板見てるけど、
まさか自分がホントにあんな体験すると思いませんでした。。。
あれはGW前の土曜、サークルの練習が午前中からの予定だった。
練習場が、俺の家から同じ線で5つ目の駅だったから、
「着替えるのもめんどくせ~な」ってことで、練習着のまま電車へ。
それがまさかあんなことになるきっかけになるとは、
その時の俺はまだ想像もしてなかった。
その日はさすがに土曜の朝だけあって、電車はそれほど混んでなかったけど、
さすがに座る余裕はなくて、ドアのとこに立ってボーっと外を見てたんだ。
次の駅に着いて、俺の立ってるドアが開いたから、「おっ」てよけた。
そしたら、先頭に立って乗ってきた人と、おもいっきり目が合ったんだ。
その時はわかんなかったけど、後で冷静になってみると、あの時、確かに電流が走った。
多分“一目惚れ”って奴なんだろう。
その人は、俺よりも少し目線が高かったから、多分178くらいあるんだろう。
年は24~5くらい?
顔は…例えようがないくらい、爽やかを絵に描いたような感じ。
肌もめちゃくちゃきれー。
そして、何よりも俺のハートを鷲掴みにしたのは、その凛々しいスーツ姿!(笑)
前からスーツの似合う人を見ると、
思わず目で追ってしまう俺だったけど(就活中の先輩とかね)、
まさに、今、目の前にいるのは、俺の描く理想の男だったんだ!
超イケメンなのに、チャラくなくて、黒い少し短めの髪。
肩幅もあって、スーツの上からでも程よく筋肉質なのがわかる。。。
多分、その時の俺は凄く間抜けな顔してただろう。
はっと我に返り、慌ててドアの前に立った。
あまり混んでないのに、[彼]が俺のすぐ後ろに立ってるのがわかる。
『え? なんで?』もう俺はパニックだった。
身動きできず、見てもない電車からの景色をジッと見てた。。。
その時、違和感を感じたんだ。 明らかに何かが俺のケツに当たってる。。。
いや、それが温かくて大きい手のひらだってことはすぐわかった。
もう心臓はバクバクいって止まらない。
この状況を理解するのに、何秒かかっただろう。
覚悟を決めた。これはチャンスだ、そう思った。
そして、ゆっくり、少しだけ振り返った。。。
“ドクン”心臓が大きく不整脈を打った。
[彼]は、ちょっと照れ臭そうに、でも確かに笑ったんだ!
俺は、もうその笑顔を見た瞬間、落ちていた。もう、理性もふっとんでいたと思う。
そのまま前を向き直して、彼の掌に俺の掌を重ねた。
今思えば、よくそんな大胆なことが車内でできたと、つくづく思う。
でもその後、[彼]としたことは、遥かに俺の想像を超えていたんだ。
気が付いたら、次の駅で彼に手を引かれ降ろされてた。
[彼]はそのまま俺をトイレに連れて行った。
トイレに入ると、[彼]は振り返りニコッと笑い、俺を個室に連れ込んだ。
『これから一体どんなことされるんだ?』
期待と不安で、まだ心臓はバクバクしてる。
カギを閉めた[彼]は、じっと俺の顔を見つめた。
動揺した俺は「な、何ですか?」情けないことに声が震えた。
すると[彼]は、今度はハッキリ笑った。
綺麗な白い歯に目を奪われた瞬間、突然ギュッと抱きしめられた!
スーツ独特の匂いと、かすかなコロンの香りに、俺は頭が痺れた。
「ゴメンね」やや低めの声が耳元で囁いた。
俺は慌てて首を横に振った。
気が付いたら、俺も彼の背中に手を回していた。
そのまま彼の唇が俺の耳たぶ・首スジを通った。
そして、ゆっくり俺の唇に近付いてきた。
もう、迷いはなかった。自分から彼の唇に近付いた。
最初は2、3回軽く触れた。それからはお互い舌を絡ませあった。
次第に激しく貧った。彼の唾液を飲んだ。彼も俺のを飲んだ。
もう訳がわからなかった。。。
多分、トイレには2人のキスの音が響いてたと思う。
もう俺は『どうにでもなれ』と思った。