二日酔いの即効薬
俺が大学生になったばかりの頃、当時でも本来は法律違反なのだが、20歳未満でも大学生になってしまえば、飲酒は男も女も当たり前で、新歓コンパの一年生の「一気飲み」はよくある風景だった。
一気や、たくさん飲めば、先輩も喜ぶし、俺は、調子に乗って、コンパや先輩と飲むときは、一気飲みで大酒飲んで泥酔することが多々あった。
その都度、激しい二日酔いで、飲み会の翌日は丸一日使い物にならない状態。その度に、もう止めよう、もう飲まない、と心に誓うのだが、飲み会になると、また泥酔の繰り返し。
バイト先でも何故かオジサンにモテた俺は、よく仕事終わりに飲みに連れて行かれていたが、先輩との飲み会とは違って、最初の頃は自重していたが、ある時、調子に乗って泥酔してしまい、オジサンのアパートに泊めてもらった。
翌朝、目が覚めると、酷い二日酔い。『また、やってしまった・・・。』と後悔しながら、布団にうずくまっていると、オジサンが「二日酔いか?」と優しく聞いてきた。「はい・・・。気持ち悪い・・・。すみません・・・。」と謝っていると、「一発で二日酔いが治る方法があるぞ。」と言ってきた。
半信半疑だったが、本当に気持ち悪さが取れるなら、と興味を示していると、「試すか?」と聞かれ、当然「はい。」と答えた。
すると、掛布団を剥ぎ取って「仰向けになれ。」と言われ、Tシャツにトランクス姿のまま仰向けになった。
するとオジサンは、「はじめるぞ!」と言うと、いきなり俺のチンポをトランクスの上から触り始めた。俺は「ちょっと!!」と手で股間を覆い抵抗するが、「じっとして、チンポが気持ち良くなると、脳が二日酔いの方を忘れるんだ。」と言われ、頭の悪い俺は、『確かに!そうかも!』と妙に納得し、抵抗を止めた。しかも、すぐに俺のチンポはビンビンに勃起してしまった。
トランクスを脱がされ勃起チンポを丸出しにされたが、先輩達との飲み会で、勃起チンポを何度も晒していたので、恥じらいもあまり感じずに、むしろ気持ち良くなってきて、喘ぎはじめてしまった。
確かに、二日酔いの胃のムカムカ感が薄まった気がして、俺は腰を振りながら、オジサンの目の前でイク体勢になった。
ほどなくイク気配が近づき、俺はあわててTシャツ脱いで全裸になり、飛び出す精子を体で受け止める準備をして、気持ち良く胸まで飛ばして深い溜息をついた。
射精の直後は例の快感で大満足。『これで二日酔いが治れば・・・』、なんて、思っていたのもつかの間で、当たり前だが、すぐにまた胃のムカムカが戻って来た。愕然として、布団にうずくまった。
「一瞬、気持ち良さが勝っただろ?一人じゃセンズリする気分にもならんだろ?」とニヤニヤしながらオジサンに言い訳されたが、確かに一瞬気持ち良かったので、「まあ・・・。」と苦笑い。
結局、夕方までに、さらに2回ほど、オジサンの手コキ錯覚治療を受けて、恐らく時間が解決しただけだと思うが、徐々に復活し、アパートを後にした。