スペシャルマッサージ(5)
男は両手にオイルを塗り俺の首元から優しくマッサージを始める。首、肩、胸元とマッサージをされながら、男と目が合うと少し照れくさいので目を閉じる。
後ろ向きは目が合わないので、気が楽だが、代わりに、何をされているかは、男の手の感触だけが頼りになるので、より敏感になってしまい、何処を触られても性感帯のように感じてしまっていた。
目を閉じていると、俺の胸の上で大きく回していた手が、しだいに小さい円になって真ん中の乳首に到達してしまった。
「あああ!!」強烈な快感で思わず声を出して、仰け反ってしまった。男はしばらく俺の乳首を指先で軽く高速で擦ったり、強めにゆっくりぐりぐり回したりと、弄ぶ。俺は必至に声を出さないように、しかし、口は大きく開けて仰け反りながら耐えた。
乳首が解放されて、腹部、臍の下あたりまでオイルを塗り込まれる。そして、またしても、ど真ん中のチンポはスルーされて、左太腿へと男の手が移動していった。
男の手が俺の太腿を強く握ると、案の定、またしても腰の辺りが熱くなってきて、「あああ・・・。ダメ!!」っと叫びながら、上体を起こして男の手首を押さえつける。
男は「もう・・・。ダメじゃないですか・・・。」と言いながら、無理やり俺の太腿のマッサージを続けようとしたが、俺は「無理!無理!出る!出る!」と暴れながら男の邪魔をする。
男は諦めて、「じゃあ!もう、最後のスペシャルに入りますね。」と俺を寝かせると、俺の両膝を立たせて、足を大きく左右に開いてチンポとキンタマが丸出しにされた。
男はローションを俺のチンポの上に、少し高い位置から垂らし始めた。冷たいローションが竿に垂れ落ちるだけで、ビンビンに感じてしまい、チンポをビクンビクンと動かしながら、大きく背中を仰け反らせた。
男の手によって俺のチンポが握られローション塗れにされる。しかし、あまりの快感に上体を起こして足を「くの字」に折り曲げて男の手の動きを阻止してしまった。それでも、男は俺のチンポを握ったまま、ヌルヌルと捻ったり擦ったりと刺激を与え続ける。俺は口を大きく開けてパクパクさせながら、目を閉じて必死に耐える。
やがて男が「最後は、リラックスして、思い切り出しちゃいましょう!」と俺を説得し、俺は、そろそろ限界と納得して、足を伸ばして、両手を後ろについて、腰を突き出した。
男の手が再び、俺のチンポを握りしめ、ゆっくり捻りながら上下に擦り始める。俺は仰け反りながらも必死に腰をガクガクささながら耐え続けた。口をパクパクさせ、声にならない叫び声をあげる。
最後に男の手の動きが、高速ピストンに切り替わると、もう耐えられなくなり「あああ!!イク!!イク!!」と叫ぶと同時に、絶頂を迎えてしまった。
熱い飛沫が胸や腕に落ちてくるのを感じながら、イってしまったことを理解して、ベッドにガックリと倒れ込んだ。大きく腹を上下に動かしながら、しばらく放心状態のまま自分のチンポを見つめる。
まだ男がゆっくり俺のチンポを強く擦りながら、残りのエキスを絞り出している。余韻に浸っていると「すっごーい!!」「飛びすぎ!!」って男が微笑みながら俺に言ってくれた。
男が冷たいタオルで飛沫を丁寧に拭き取ってくれるのが気持ち良かった。もう一度シャワーに案内され、オイルを軽く流して施術室に戻ると、出された冷たい飲み物を全裸のまま飲みながら、「敏感話」で弄られながら服を着て部屋を後にした。
大声で悶絶しながら、スッキリさせてもらい、身も心も軽くなって良かったのだが、次の日は、若干の筋肉痛と喉の痛みに悩まされた。