初体験(3)
男の温かい手の温もりを胸や腹に感じながら、目を閉じていいるうちに、少しだけ、眠ってしまったようだ。
目が覚めると、男の手が俺のチンポの上に軽く乗せられていた。男はまだ目を閉じている。
男の手を意識すると、俺のチンポがムクムクと蠢き始めた。恥ずかしくなって男の手を除けたかったが、どうしようもなく、そのまま男の手の中で完全に勃起してしまった。
男は、最初から目が覚めていたのか、俺の勃起で目覚めたのか・・・。目を閉じたまま、俺の勃起したチンポをしっかり握って、擦り始めた。
俺は『バレちゃった・・・。』と思いながらも、すぐに気持ちよくなってきた。目を開けた男と目が合うと、「元気・・・。急に勃ってきたね・・・。」と微笑みながら語りかけてきた。俺は恥じらいで顔が真っ赤だ。
男は、掛布団を捲って俺の勃起チンポを露わにすると、俺のチンポに顔を近づけ、そのまま口で尺八を始めた。1回目の射精からまだ時間は経っていないはずだが、ものすごい快感で、早くも喘ぎ声が漏れてしまった。しばらく口だけでチンポを、じっくり愛撫され、何度かビクンと感じる時があって、思わず「あ!」と大きな声を出して背中を反らせてしまった。その度に男がニヤニヤと笑った。
このまま2回目の射精をしたくなり、自分でも腰を上下に振り始めた。すると「イキたいの?スケベだなあ・・・・。」と男はイタズラっぽく言うと、「今度は俺も気持ちよくして・・・。」と言いながら、ローションを俺のチンポにたっぷり垂らす。冷たくて気持ちいい。少し上から垂らされるローションが亀頭や竿に当たるだけで、ものすごい快感。思わずチンポをピクンピクンと動かしながらローションを浴び続ける。快感に耐えていると、俺は無意識に口を閉じ、鼻だけで呼吸し鼻息が荒くなる。
男の手がローション塗れの俺のチンポを逆手にグッと握って、グチュグチュと大きな音を立てながら擦ると、俺は仰け反り悶え喘いだ。男が手の回転も加えてチンポを扱きあげると俺は「あああ・・・。イク・・・。」と男に訴えた。
男は「まだ!ダメ!」と扱くのを止めると、俺の腹の上に膝立ちで跨り、俺の勃起したチンポを握ったまま、ゆっくり腰を落として、俺のチンポの上に座るような格好になった。亀頭が男のケツに当たりケツタブの間や穴の辺りの窪みで擦られる。ヌルヌルの亀頭が男のケツで何度も擦られ、限界に近づき、あと数回擦るだけでイキそう。
男と同じ布団に入った時に『俺のケツに男が入れたいと言ったらどうしよう?』なんてことは想像していたが、俺が男のケツに入れることになるとは想像もしていなかった。
それに、当時の俺は男同士のスタイルはバックばかりだと思っていたので、男が何をしようとしているのか理解するのに時間がかかった。『俺のチンポを入れる気?』
しかし、今の状況では、どう考えても、男のケツに入れる前に俺は射精してしまいそうだった。
(続きはまた次回)