ゲイ体験談

ニューハーフ初体験2

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家に帰ったオレは嫌悪感で何度も体を洗った。
お尻に何か入っているような違和感は何日も取れなかった。
成り行きとはいえ、初めてのホモセックスでアナル処女喪失までして
このまま女を抱けなくなるんじゃないかという恐怖もあった。
それを否定するためにヘルスに行き、
AVも借りてきてオナニーをしまくった。
ヘルスで射精もし、AVでも勃起して射精するのでホモじゃないと安心する反面、
今までみたいに出したら満足して終わりという感じではなくなっている。
ホモを否定するために無理して射精している感じもある。
初体験で痛かったり厭な思いをしてれば
こんなに悩むことはなかったと思う。
とにかく経験が強烈すぎた。

お姐さんの「もう普通のエッチじゃ満足できない」という言葉も
喉に刺さった魚の骨のようにもどかしく心の奥に引っかかっている…。

お姐さんとの経験から3週間くらい経ったある日
神田の神保町で中古ビデオ屋をみつけ、
なにか抜けるAVでもないかと店内に入った。
入り口に映画やドラマがちょっと置いてあるだけで
その奥はすべてAV、AV、AV!
棚にはメーカー別、企画別でありとあらゆるAVがところ狭しと並んでいる。
その企画の中にニューハーフコーナーがあった。
その前に立つとお姐さんとの一夜が思い出されてドキドキしてきた。
今まで思い出したくないと思っていたのに
あのときのことが頭の中でフラッシュバックする。

オレは他のAVとともに、出演女優の雰囲気がお姐さんとちょっと似ている
『ニューハーフトランス5 まり』というビデオを買ってしまった。

家に帰って気持ちを落ち着かせるために
買ってきた普通のAVで一回抜いたあと、そのニューハーフビデオを観た。
導入部のインタビューで出演しているニューハーフが
元々ダンサーだったと知り、なんで雰囲気が似ているのか分かった。
お姐さんもショーパブのダンサーだから鍛えられている筋肉が似ているのだ。
ビデオの内容は1対1のセックス、ソフトSM、
男二人との3P、女性との初体験など盛りだくさん。
観ていて興奮した。
一回抜いた後だというのにギンギンに勃起していた。
オレはビデオを観ながらお姐さんとの夜を思い出して
夢中でオチンチンを扱いた。

今まで頑に閉じこめていた心の扉がバッと開いてしまったみたい。

携帯を手に取り、何度も消そうとして消せなかった
お姐さんの番号に電話をかけた。
それでもまだ心の中で抵抗するオレがいて、
呼び出し音が5回なったら切ろうと決めた。
ツーッ、1回、ツーッ2回……ドキドキする。
携帯を持つ手が微妙に震える。

ツーッと5回なった。
やっぱり縁がなかった。切ろう!
と思ったけどもう一回だけと
なかなか踏ん切りがつかなくて切れない。
7回目の呼び出し音が鳴ったときに
「はいっ」とハスキーなお姐さんの声が聞こえた。

「あ、あの…まことです…」
ドキドキで声が震える。
「ふふふ、絶対かかってくると思った」
オレはそのあと何をしゃべったらいいのか
頭に浮かんでこなくてしばしの沈黙……。

「会いたいんでしょ」とお姐さんから言ってきた。
「あの…いえ…」しどろもどろになるオレ。
「私に会いたいんでしょ!」と強い口調で言われ
「は、はい…」と返事をした。
「人間素直にならなきゃダメよ」と嬉しそうな声のお姐さん。

次の日が休みでゆっくりできるからと土曜日に会うことになった。
土曜日は最後のショーが1時半に終わるから、
それでお店を早引けするというので
お店の近所の深夜喫茶で夜中の2時に待ち合わせをした。

土曜日が来た。

まだオレは悩んでいた。
会いたい気持ち半分、会ったら今までの世界に
戻って来れないんじゃないかという恐怖半分……。
それでも会いたい気持ちが勝り、
勇気を出すために11時頃から居酒屋で飲み始めた。
飲んでいる間も何回も「やっぱり家に帰ろうか…」と悩む。
気がつくと1時半を過ぎていた。
いい感じで酔ってきたので覚悟を決めて深夜喫茶に向かった。
2時前に店に入るとお姐さんはもう待っていた。
「ショーが早く終わったから、早めにきちゃった」
嬉しそうにオレの手を握ってくるお姐さんに
(ちょっとカワイイ)と思ってしまった。

「お腹すいちゃった。焼き肉か何か食べてく?」というお姐さんに、
ここに来る前に居酒屋で飲んできたのでお腹がいっぱいだといった。
「じゃ、コンビニで何か買って帰ろう」というと
お姐さんはアイスコーヒーを一口啜って立ち上がった。

繁華街のコンビニは深夜でも人が多い。
お姐さんはオレと腕を組んで色々と食べ物をカゴに入れている。
ヒールを履いているから180センチ近い。
すぐにニューハーフと分かる体格と容姿は店内でもよく目立つ。
お客さんたちがチラチラとこちらを見る視線が痛い。
お姐さんはまったく気にせず「まこちゃん、何か食べたいものない?」と
わざとなのか大きいお釜声で聞いてくる。
オレは恥ずかしくてうつむいたままだった。

買い物を済ませ、タクシーを拾いお姐さんのマンションへ。
部屋に入ると「リラックスできるから」と甘い香りのお香を焚いた。
冷蔵庫から缶ビールを2本だし、ひとつをオレに渡してくれた。
買ってきたお弁当を温め、それを肴にビールを飲むお姐さん。
オレはお姐さんにあの後ヘルスへ行ったりAVで抜きまくったこと、
でも今までと何かが違うことでホモになったのかもという
自分の中の変化が怖いということを話した。
お姐さんは立ち上がるとベッドの方から『薔薇族』と『Badi』という
2冊のゲイ雑誌を持ってきた。
「どう、これを見て興奮する?」
本をパラパラとめくる。

体格のいいモデルがパンツ一枚でポーズをとっていたり、
男同士で抱き合ってキスしたりしている。
見てはいけないものを見たという気持ちしか起きなかった。
「だったらまこちゃんはまだノンケだから大丈夫」
ノンケという言葉をそのときに教えてもらった。
「まだ」という言葉がちょっと引っかかったがオレはちょっと安心した。

ニューハーフビデオにも興奮した話をすると
「そんなビデオ今まで見ようとも思わなかったでしょ。私の影響かな…」
と嬉しそうに言いオレの股間に手を置いてきた。
「でも本当はもっと早く電話がかかってくると思ってた。
また気持ちよくしてあげる」と耳元で囁く。
オレは化粧だけは落とさないで欲しいと頼んだ。
失礼かと思ったがお姐さんは「いいわよ」とあっさり応えてくれた。

「それじゃ、お腹の中をきれいにしましょ」と浣腸される。
全部出すとさらに浴室でシャワー浣腸をされた。
「ベッドで待ってて」というとお姐さんもさっとシャワーを浴びる。
オレはベッドでドキドキしながら待っていた。

「お待たせ」と全裸のお姐さんが横にやってきた。
化粧がさっきより濃くなっている。
お姐さんの顔が近づき、唇に唇を重ねてきた。
舌がオレの口の中を這い回る。
上側を舐められると特に気持ちがいい。
お姉さんのキスの上手さにオレのオチンチンが反応を始める。
お姐さんの唇が耳、首筋、胸へと降りてくる。
乳首を舐められたとき「ウッ!」と声が漏れてしまった。
「ここ、けっこう感じやすいのね」というと乳首を念入りに攻めて来る。
オレの乳首はお姐さんの口紅で真っ赤に。
「私も舐めて」とお椀を伏せたような形のおっぱいを突き出され手を導かれた。
中に何かが入っているという感じがわかる。
皮膚がつっぱっているせいかかなり硬い。
乳首が小さくてオレの乳首と変りない。
その小さい乳首を吸ったりもんだりしていると乳首が起ってきた。
「ふー、気持ちいい…」とお姐さんが首をそらす。

またお姐さんが上になり、唇が胸からおへそへと下りてくる。
おへそが気持ちいいのもそのとき初めて知った。
そして玉袋を舐められる頃にはオレのオチンチンはカチカチになっていた。
お姐さんは優しくオレのオチンチンを咥えこむ。
目を閉じてお姐さんのフェラチオを楽しんだ。
「私のも触って」という声に目を開けると
いつの間にかお姐さんのオチンチンが目の前にあった。
仮性包茎のそのオチンチンは鬼頭が半分だけ顔を出している。
色はオレのよりもはるかに黒く、使い込まれた感がハンパじゃない。
恐る恐る握ってみると中にちょっと芯があるがまだ平常状態。
他人のオチンチンを握るなんて初めてで、
いつも握っている自分のものとは感触が全然違う。
(前回はお姐さんが気を使ったのかオチンチンには触らなかった)

上下に扱いてみる。
すると徐々に芯が硬くなり、オチンチンが大きくなってきた。
皮が完全に剥けて鬼頭がテラテラと赤黒く光る。
握っている手が熱い。

「ね、舐められる?」とお姐さんが言う。
「舐めたことないから…うまくできないかも」
「厭だったらいいのよ…」
ちょっと寂しそうなその声を聞いて申し訳ない気持ちになった。
それにニューハーフビデオを観てからは
こういうこともあるだろうとある程度覚悟はしていた。

意を決して先っぽをちょっと舐めてみた。
ややしょっぱい味がする。
「歯は立てないでね」とお姐さん。
鬼頭の部分に舌をはわせ、舌先でカリ、裏筋、竿をスーッと舐めるてみる。
感触的にそんなに厭ではなかった。
そして鬼頭を咥え、口の中で舌を使って刺激してみた。
お姐さんのオチンチンがグンッと大きくなった。
「あ、今のいい!上手よ!」
お姐さんに褒められて嬉しくなった。
さらに深く咥えこもうとしたときお姐さんがビクッとなって腰を引いた。
歯が当たってしまった。
「ごめん!」と謝る。
「大丈夫、最初はそんなものよ。ね、続けて…」
今度は慎重に咥えると今まで見てきたAVを思い出しながら必死に舐めた。
お姐さんが感じてくれてるのが口の中でわかる。

お姐さんもオレのをしゃぶってくる。
お姐さんの舌が尿道口を押し開くように攻めて来る。
「同じようにしてみて」と言われ、オレはお姐さんのフェラを真似するようにしゃぶった。

「いいことしてあげる」というと
お姐さんはオレの口からオチンチンを抜き取った。
正常位の形で腰をオレのお尻に近づける。
いきなり入れられるのかとちょっと身構えたがそうではなかった。
お姐さんが自分のオチンチンをオレのオチンチンに重ねる。
そこにローションをたらして二本同時に扱いてきた。
「あぁ…」と声が漏れた。
裏筋同士がこすれあって自分で扱くよりも何十倍も気持ちがいい。
「どう。気持ちいいでしょ」
「はいっ」と応える。
「これ、兜合わせっていうの。いいでしょ!」
お姐さんは両手で拝むような手つきで二本の竿を持って扱いたり、
二本を上下に入れ替えながらグリグリとしたり、
鬼頭同士をくっつけて、その鬼頭を手の平で円を描くようにまわしたりする。
クチャクチャという厭らしい音が部屋に響く。

この気持ちよさがずーっと続いて欲しいと思ったが
経験の浅いオレには刺激が強すぎた。
射精感が急激に押し寄せてきて「あ、ダメ!」と言ったとたん
お姐さんの手の中にザーメンをぶちまけてしまった。
「出ちゃった…」
早く逝ってしまった自分が恥ずかしい。
でもお姐さんは
「まこちゃんにはまだ刺激が強すぎたかな。
でも今日は時間がたっぷりあるから大丈夫…ふふふ」
と慰めてくれた。

うつ伏せになるようにいわれ、アナル攻めが始まった。
この前の初体験から時間が経っているので
アナルがまた硬くなっているらしく
痛くないように拡張を一からやり直し。
ローションをたっぷりと注がれ指が入ってくる。
でも今日はリラックスしているせいか、そんなに時間がかからず指が3本入った。
「まこちゃんのアナルが私のオチンチンを欲しそうにしてるわよ」
とわざとオレが恥ずかしくなるようなことを言って言葉攻めをしてくる。
オレは恥ずかしいけれど興奮もしていた。
「ねぇ、ここに何が欲しいの?言ってごらん?」
「お姐さんの……アレ……が…欲しい…」
「アレじゃ分かんない。ちゃんと言いなさい!」
「オ…チン…チン……」
「聞こえないよ!もっと大きい声で!!」
「オチンチンが欲しいです!」
そう言わされたときに自分の頭の中で何かがパンッと弾けとんだ。

お姐さんとオレの二人だけの世界。
この人には自分の全てをさらけ出してもいいと思えた。

「そんなことを口にするなんてまこちゃんは変態になっちゃったんだね」
恥ずかしい言葉を言われるたびに興奮が高まる。
「ボクは男なのにオチンチンが好きな変態ですって言ってごらん」
オレはもう羞恥心もなにもなくなり、その言葉を繰り返した。
恥ずかしい言葉をさんざん言わされ焦らされる…。

「よく言えたわね、ご褒美よ」
とうとう正常位の形でお姐さんが腰を進めてきた。
ゆっくりと肉壁をかき分けるようにお姐さんのオチンチンが入ってくる。
「あーーっ」
溜息が漏れる。
圧迫感がすごく今回は少し痛みも感じたが
それよりもアナルに入れられた満足感が強かった。
自分に素直になった今、オレははっきりと分かった。
本当はあれから毎日この感覚が欲しくてしょうがなかったと……。

「私がまこちゃんを女にしてあげる」

そう言うとゆっくりとピストン運動が始まった。
お姐さんは確実にオレの気持ちいいところを突いてくる。
体の中でオチンチンがズリズリするのがたまらなくキモチイイ。
言葉では言い表せないセツナイ感覚が湧いてくる。
「アンッ、アンッ」といつの間にか女性のように喘いでいた。
一定のリズムでピストン運動が続く。
でも今日はお姐さんはオレのオチンチンを触ってくれない。
オレが自分でオチンチンを扱こうとすると
「ダメ!」とお姐さんに止められる。
激しい快感と逝かせてもらえないもどかしさで頭がおかしくなりそう。
「うーん、うーん」と唸りながらお姐さんにしがみついていた。

女の子みたいにお姐さんに抱きついている…

そんなイメージが頭に浮かぶと、
お姐さんに愛情のようなものが湧いてきた。
お姐さんにもっとキモチヨクなってもらいたい
もっと悦んでもらいたい。

そう思った瞬間、腰が溶けるようなあの快感が襲ってきた。
オチンチンでも前立腺でもない、全身で感じる快感。
オレは乱れた。
切ない波が何度も襲ってきて、お姐さんの下で身を震わせた。
触ってもいない、勃起もしていないオチンチンから
ザーメンがダラダラと垂れてくる。
でも射精した快感とは違う、
それよりももっと凄い快感に翻弄されている。
高いところに持ち上げられたような不安に何度も襲われ、
その度にお姐さんにしがみついた。

お姐さんのピストン運動がだんだん早くなる。
「逝くよ」というとひときわ早くなり
お姐さんがオレの中で果てた瞬間……
オレも逝った…

こういうのを『オンナ逝き』と教えられた。

オレは本当に『オンナ』にされた気がした。
「トコロテンするなんてホントに感じやすいのね。
私たち相性がいいんだから付き合わない?」と言われ
オレは返事の代わりにお姐さんにキスを返した。

その後スッピンの髭が浮いてオジサンになったお姐さんとも
普通にキスができるようになった。

あとからお姐さんの友達に聞いたのだがお姐さんはノンケ喰いが趣味で
何人もの男をネコに仕込んだんだそうだ。
「あなたもあの人と付き合ったらもう女なんかじゃ起たなくなるわよ」
と言われたときにはもうオレはお姐さんの術中に見事にはまってしまっていた。

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