ガス給湯器が壊れたので、修理にきてもらいました。
来てくれた人は、35歳くらいで、背がとても高くて、がっしりと恰幅のいい人でした。
スリッパを出すと、
「すみません」
と言って履いて中にはいってきました。
彼の足には少し小さいかもしれないと思いました。
彼が給湯器を調べている間、僕は少し離れて彼を見ていました。
後ろ姿がとても逞しくて見とれてしまいました。
背中はがっちりと広くて、お尻は野球選手のように大きくむっちりしていました。
太腿も太くて、しがみつきたくなるくらいでした。
大きな体を、冷蔵庫とキッチン台の間の狭い場所にいれて窮屈そうに作業をしているのが、気の毒でした。
グレーがかった薄緑の作業着も、僕の好みでした。
きっと作業着の中は汗をかいていて、雄臭い匂いがするんだろうなと思いました。
雨でジトジトしてるし、チンポも蒸れて臭いんだろうなと思いました。
どんなチンポしてるのだろうと想像しました。
大きくてだらんとふてぶてしく垂れているのかな。
それとも、見た目と違って意外と小さくて、包茎だったりするのかな。
言ってくれたらすぐに舐めるのに・・・。
僕は一人で興奮して勃起していました。
「何か飲みますか」
彼に何かしてあげたくなって、飲み物でもだそうと思いました。
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」
仕事だからだろうけど、僕なんかにそんな丁寧に言わなくてもいいのにと思いました。
いいと言われたけど、僕は財布をもってすぐ近くにある自販機に飲み物を買いにいきました。
何が飲みたいかわからないので、コーヒーとポカリとお茶を買いました。
「どうもすみません、ありがとうございます。」
彼はコーヒーを飲みました。
それをきっかけにもっと色々話がしたかったけど、何を話していいかわからなくて、黙ってみていました。
しばらくして、彼は作業を終えました。
「汚れを除去したんですが、古いものなのでまた調子が悪くなるかもしれません」
と言われました。
彼が帰ったあと、僕は彼が履いていたスリッパを匂いました。
思ったとおりすごく臭い匂いがしました。
まだ温もりが残っていて、足の裏の汗で少し湿っている気がしました。
「調子悪くなったら電話ください」
名刺に携帯番号を書いてくれたので、また壊れたら電話しようと思います。
早く壊れたらいいのにな。