夕方、まだ陽の残っている時間帯でした。
住宅街の中にある小さな児童公園のトイレで僕はひとり全裸になっていました。
「○○公園にいるのですが、誰かしゃぶらせてくれませんか?トイレで全裸待機しています」
掲示板にそう書き込んで送信ボタンを押しました。
この日僕は、掲示板でコンタクトをとった男性と会う約束をしていました。
「口開けて全裸待機な」
そう言われてこの公園のトイレに呼び出されたのです。
僕はいそいそとでかけ、指示通りに服を脱いで、個室でその人が来るのをドキドキしながら待っていました。
なのに、30分経っても現れず、連絡も返ってきませんでした。
すっぽかされてかなりガッカリしました。
でも服を脱いでその気になっていた僕はそのまま帰る気にはなれず、別の人と会おうとたくらんでさっきの書き込みをしたのでした。
すぐに何通かのメールが届きました。
僕はメールが来た順に返事を返していったのですが、もらったメールのほとんどが
「その公園どこ?」
というものでした。
僕も初めてきた場所で、付近の住民しか知らないような小さな公園でした。
それから10分程度、何人かとやりとりをしたのですが、「遠いから無理」と言われたり、途中で返事がこなくなったりして、進展がありませんでした。
(もう諦めて帰ろうかな)
と思い始めました。
少なくともこのままこのトイレにいてもどうしようもない気がしてきました。
狭くて汚いトイレの中はじめっと暑くて、不快な汗が体を湿らせていました。
キツいアンモニア臭が体にまとわり付くようでした。
メールも途絶え、だんだん惨めな気分になってきました。
すっぽかされたあげく誰にも相手にされず、ひとり汚いトイレで全裸になっている自分が悲しくなりました。
(誰でもいいから会いたい…)
僕はギュッと自分の肩を抱きしめました。
自分の体がとても小さく感じました。
待ちぼうけをくらった体は、今すぐにでも誰かに触れられたがっていました。
僕は指先でそっと乳首を撫でました。
「アッ…」
自分の手で触ってるのに、体は敏感に反応しました。
軽く触れただけで乳首はツンと尖り、股間がジュンと熱くなってきました。
僕はもう片方の手でチンコをゆっくり揉みました。
「あぁ…」
熱いため息とともに、チンコが硬くなってきました。
じっとりと汗ばんだ体は、自分でもいやらしく感じるくらい火照っていました。
(もう1人でいっちゃおうかな…)
僕は惨めな気分を慰めるようにそのまま自分の体を愛撫していきました。
片手で乳首をいじめ、片手でチンコを弄り続けました。
触ってる自分と触られてる自分が別々の存在のような妙な気分でした。
悶々としてきた僕は、指を舐めて湿らせ乳首を擦りました。
「ぁん…」
ぬるっとした生ぬるい感触が敏感な乳首を刺激しました。
僕は唾液を乳首に塗りこめながら、反対の手の指も舐めて亀頭を撫で回しました。
「ぁ…ぁ…あ…」
感じやすい僕の亀頭はすぐに先走り汁を浮かべ、唾液と混じってヌルヌルになりました。
僕は指先で透明の液を掬い取り、ペロっと舐めました。
舌に塩っ辛い味が広がりました。
「ハァ…ハァ…」
興奮と喘ぎ声が抑えられなくなってました。
(チンポ舐めたい…)
口さみしくなった僕は、自分の手首を唇にもっていきました。
そして手首から二の腕にかけて舌を這わせました。
汗の苦みばしった塩味と、肌を濡らす舌先の感触がゾクゾクと体を震わせました。
おっさんでもデブでもオタクでも誰でもいいからチンポを口に突っ込んで欲しい気分でした。
そうやって一人で盛り上がっていたとき、ふいに足音が響きました。
(!)
僕はびっくりして声を殺しました。
トイレ内に人が入ってきたのです。
(誰?掲示板をみて来てくれた人かな…それとも最初に約束した人が今になって来たんだろうか…)
一気に緊張が高まり、ドキドキしながら様子をうかがいました。
息を潜めようとすればするほど、心臓の鼓動が早くなって荒い吐息が漏れました。
静かなトイレの中で、自分の心臓が脈打つ音と乱れた吐息の音だけが大きく鳴り響いているような気がしました。
1分、2分、3分…
どれくらいかわかりませんが、そこそこの時間息を潜めていました。
でも結局何も起こらず、それっきり物音も聞こえてきませんでした。
携帯をみましたがメールもありませんでした。
緊張が解けたと同時に、一気に気分が萎えてしまいました。
(僕は何をやってるんだろう…)
虚しくなった僕は、急いで帰りたくなり、服を着ました。
ドアを開けたその瞬間、心臓が止まるかと思うくらいビックリしました。
小便器の前に男が一人立っていたのです。
僕は平静を装って手を洗いました。
男は小便器の前に立ったままでした。
(この人は、たまたま通りがかりの一般人だろうか…。もし掲示板をみた人だったら…)
でも、何の合図もなかったし、自分からアクションを起こす勇気はありませんでした。
チラチラみてたら、鏡越しに目が合ってしまい、慌てて目を逸らしました。
僕はドキドキして、うつむいたまま必要以上に手を洗いました。
混乱してどうしていいかわかりませんでした。
すると、男は僕の後ろを通り過ぎてトイレからでていきました。
(やっぱりただの通りすがりの人だ)
何かを期待していましたが半分ホッとしました。
そして僕もトイレから出ようとしたとき、
「!!」
またしても心臓が止まりそうになりました。
入り口でその男がこっちを向いて立ち止まっていたのです。
無言で睨みつけるような目つきでじっとみつめられました。
僕の心臓はバクバクと今にも破裂しそうでした。
そして僕の目は男の股間に釘付けになりました。
男はポケットに手を突っ込んだまま、見せつけるように股間をゆっくり揉んでいたのです。
その意味に気づくまでに時間がかかりました。
また、気づいてからもどうしていいのかわかりませんでした。
僕は固まって動けませんでした。
男は何も言わずトイレをでました。
一瞬どうしようか迷ったのですが、慌てて僕も後について出ると、彼は植え込みの茂みに踏み入って公衆便所の裏側に消えました。
後を追って裏手に回り込むと、男が立ち止まって待ち構えていました。
便所の裏側は、夕陽が遮られ暗く濃い影に覆われていました。
木立ちが鬱蒼と立ち込め、空気がじめっとしていました。
男は、汚れた白いTシャツとベージュの作業パンツ姿で、頭にタオルをまいていました。
みるからに現場職といういでたちで、肩まで捲り上げた袖口からは鍛え上げられた腕が浅黒く光っていました。
背は高く、20代半ばから30歳くらいに見えました。
両手をポケットに突っ込んで、手首にコンビニのビニール袋をぶら提げていました。
男は仁王立ちのまま、少し腰を前に突き出しました。
僕は吸い寄せられるようにフラフラと男の前にしゃがみこみました。
そして股間に顔を寄せました。
グニっと弾力のある膨らみが鼻の頭を押し返してきました。
僕はさらに顔面を押し付けました。
鼻や頬や唇をすりすりと擦り付けながら、チンポの形や大きさやポジションを探っていきました。
ゴワゴワした作業パンツの裏側でチンポがもっそりと蠢くのがわかりました。
僕はもどかしくなって、男のチャックに手をかけました。
すると、彼は僕の手首を掴んで引き離し、自分でチャックをおろしてチンポを引っ張り出しました。
薄暗い視界に、さらに黒い影の塊となった大きく重量感のあるチンポがボロンと突き出されました。
半勃起のチンポは、前へビヨンと伸びながら、先端にいくにつれて緩いカーブを描いて垂れ下がっていました。
ちょうど鼻の前に亀頭がぶら下がっていました。
草木の匂いと湿った土の匂いに混じって、脱ぎたてのチンポから生臭い異臭がモワっと漂ってきました。
男特有のスパイシーな匂いに胸がカーッと熱くなりました。
僕は我慢できず咥えようと舌を伸ばすと、男は一歩後ろに下がりました。
しゃがんだまま僕も一歩前に踏み出すと、彼はまた一歩後ずさりました。
僕は不安になって彼を見上げました。
「欲しいか?」
太いチンポをこれ見よがしにブラブラと揺らしながら、初めて彼が口を開きました。
「…はい」
「今日何人目?」
「一人目です…」
「誰かとアポしてんの?」
「いえ」
少し離れたチンポに僕は首を伸ばして舌を突き出しました。
舌の上にピタッとチンポが乗っかりました。
熱いチンポが舌に触れた瞬間、ジュッと苦くて酸っぱい味が染み出て、自然と唾液が出てきました。
僕はゆっくり口に含みました。
まだ硬くなりきっていない半勃起のチンポでしたが、竿はぶっとく、カリは大きく張っていました。
僕は溢れでる唾液でチンポを湿らせながら、太巻きを頬張るように少しずつ深く咥え込んでいきました。
仕事帰りに違いない男のチンポから、濃厚な蒸れ汁が染み出し、唾液と溶け合って口の中をチンポ味で汚染していきました。
息を吸い込む度に、ボウボウの陰毛から香る雄臭い匂いが鼻を塞ぎました。
まだ根元までたどり着かないうちに口の中がチンポでいっぱいになりました。
僕は口をすぼめ、ゆっくりと首を前後に動かして、柔らかさの残るチンポを扱きました。
太い竿を唇で挟み、グニョっとした感触を味わいながら、レロレロと舌を絡めていきました。
舌を裏筋にあてがって小刻みに動かすと、既に大きさは十分のチンポが口の中でさらにグンと膨らんで硬くなりました。
僕はガチガチに硬くなったチンポをさらにキツく唇で押さえ込みました。
そしてチンポの表面にこびりついた目に見えないチンカスや垢をこすり取るようにズリズリと唇を滑らせました。
(美味しい…)
ずっとしゃぶっていたい気分でした。
今日は誰にも会えない気がして諦めかけていたチンポを口に突っ込んでもらえて幸せでした。
僕のチンコもビンビンに勃起していました。
しゃがんだ姿勢で硬くなったチンコがパンツの中でギュウギュウに押さえつけられて痛いくらいでした。
ずっと僕に任せるまましゃぶらせていた男は、ゆっくり腰を動かし始めました。
両手は依然ポケットに突っ込んだままで、腰をクイっクイっとゆっくり振って、チンポを滑らせるように出し入れしてきました。
唾液でヌルヌルになったチンポは、唇の間をヌポヌポとスムーズに滑っていきました。
徐々に早くなっていくピストンに合わせて、チュプチュプといやらしい音が漏れてきました。
(誰かに聞かれたらヤバいな)
と思いましたが、男はかまわずチンポを抜き差しさせるので、僕も懸命に吸い付き続けました。
ずっとしゃがんでいたせいで、足が痺れてきました。
ときどき足の位置を変えたりしていましたが、だんだん辛くなってきたので、男の太ももに捕まりました。
すると、彼は僕の手を振り払うように一歩後ろに下がりました。
「つかまるな」
小さな声でボソッと言われました。
僕は咥えたチンポを離さないように首を伸ばしましたが、姿勢がキツくて地面に手と膝とつきました。
土が湿っていて気持ち悪かったのですが、こっちのほうが楽でした。
僕は四つん這いで首だけを伸ばしてチンポを咥え続けました。
ふと男の顔を見上げると、彼は無表情で正面を向いていました。
足下に跪いて一生懸命くわえているのに、そんな僕には目もくれず、まるで小便器の前に立って用を足してるかのような無感情な様子で、ただ腰だけを前後に動かしていました。
この人は僕の口にしか用がないんだと思いました。
僕の口でなくてもチンポをハメ込める穴があればなんでもいいんだろうなと思いました。
体に掴まろうとするとかわされるし、彼も僕の体には触れてくれないし、ちょっと淋しくなりました。
でも唯一繋がっているチンポと口だけは、激しく擦れ合い、荒々しくぶつかり合って、熱くたぎっていました。
男が僕の視線に気づいて目が合いました。
彼は足幅を広げて腰を少し落として突いてきました。
さっきよりピストンの振り幅が大きくなり、根元までグイっと押し込まれたかと思うと、ズルっと半分以上引っこ抜かれ、またズボっと一気にぶちこまれました。
「ウッ…うぅっ…」
亀頭が勢いよく喉にぶち当たり、その度に嗚咽しそうになりました。
大きなストロークで繰り返されるピストンは、ジュポジュポと音をたてながら次第に速度を増していきました。
僕は口を開けているのが精一杯でした。
ただ口を差し出してぐちょぐちょと掻き回されるのを堪えるだけでした。
突然彼の手が僕の頭を押さえ込みました。
そして奥までハメ込まれたチンポが、激しく小刻みに連打してきました。
「んーんーー!!」
容赦ない激しいイラマチオが開始され、僕は苦痛のうめき声をあげました。
が、開始とほぼ同時に、口の中に馴染みのある液体が広りました。
喉に亀頭をガンガンぶち当てながら、男は何の合図もなくザーメンを吐き出していました。
「う…うぅ…んグッ…」
なおも動き続けるチンポは、トクトクと残り汁を注ぎ込みながら、口の中に溜まった精液をポンプのように喉に押し込んできました。
大量のザーメンを吐き散らかした彼はさっさとチャックを閉めて無言で立ち去りました。
僕は口の中に残ったザーメンを味わい、飲み干した後、表に出ました。
もしかしたら待っていてくれてるかと期待しましたが、彼はもうどこにもいませんでした。
でもその夜、男からメールがきました。
メアド交換をせずに別れたのが心残りだったのですが、僕が書き込んだ掲示板のメール宛に送ってきてくれたのです。
とても嬉しかったです。
「いつもあそこにいるのか」
と聞かれ
「たまたまです」
と答えたら一旦メールが途絶えました。
「呼び出してくれたらいくのでまた使ってください」
と重ねてメールを送ると、
「わかった。口便器として定期で使ってやるよ」
と言われました。
また会ったら書きます。