ベランダの思い出
コロナ禍の中、ようやく新規感染者数も減り始め、少し気が早い気もするが、制限緩和の動きも出始めている。
俺は、元来、旅行も好きだったのだが、ここ2年近くはまったく行けていない。
以前は、一人旅が多くて、昼間は観光、夜はサウナ、ビデボ、全裸系ハッテン場とエロい場所を散策していた。しかし、ここ数年は、気心知れた男同士の二人旅が多くなってきた。もちろん、夜は、ホテルで同じベッドで・・・。
その夜のホテルは、部屋に広めのベランダが付いていて、風呂の後に裸でビールなんてできそうな感じだった。
晩飯を済ませ、部屋に戻ると、一杯やりながら、どちらからともなく互いの手や太腿を触れ始める。やがて全裸になり、ベッドの上で楽しんでいると、俺は立ち上がって、窓辺に移動してカーテンを全開にした。窓は前面ガラス張り。周りにはあまり高いビルは無いとは言え、勇気は要る。しかし、興奮の方が勝ち、そのままベッドに戻った。友人は少し恥ずかしがり、カーテンを閉めて欲しそうだったが、「ホテルの中が外から見えるわけない!マジックミラーだから大丈夫!」と説得して全裸での愛撫を続けた。
カーテン全開で全裸で、しかも男同士でエロ行為をする。非日常の背徳感で普段以上に興奮し、もっと刺激が欲しくなり、友人を窓辺に誘い出し、夜景を見ながら互いのチンポを弄び、変態チックな格好をして、さらに興奮を高めていった。
さらに刺激が欲しくなり、俺は、全裸のままベランダに出ようと友人を誘ってみた。友人は、恥ずかしがったので、俺がまず、一人で全裸でベランダに出た。
季節は今頃だったと思うが、寒くもなく、暑くもなく、風が裸に直接あたって気持ち良かった。勃起したチンポにも心地よい風があたり、不思議な感覚で益々元気になった。
ホテルの窓がマジックミラーだという仮説が本当だったとしても、ベランダに出ると、もちろん、全裸男が丸見えとなる。
周りにはあまり高いビルは無いとは言え、『もしかしたら、あの部屋から見えるかな?』というビルはいくつかあった。しかし、部屋の明かりは消えている。
俺は仁王立ちで、室内の友人に見えるように、チンポをゆっくりシゴいて誘う。友人は俺のチンポをじっと見ているが、動こうとしない。俺はチンポをシゴキながら部屋に戻り、友人の手を取って、ベランダに導く。友人は素直についてきた。
ベランダで友人と向かい合いながら、互いのチンポをシゴき上げ、抱き合い、腰を押し付け合いながらの兜合わせ。
やがて友人はひざまずいて、俺のチンポを咥えてくれた。ベランダで、もしかしたら誰かに見られているかもという状況。しかも全裸で男にチンポを咥えられていると思うと、一気に興奮が絶頂まで昇りつめ、腰を振りまくってしまい「あっ!!」と叫ぶと友人の口の中に出してしまった。
ベランダの椅子に座りしばしクールダウン。しかし、隣で座っている友人のチンポはまだビンビン。
俺は友人を立ち上がらせると、恥ずかしがるのに無理やり外を向かせて、後ろから手コキと乳首責め。
友人は恥じらいながらも、外に向かってチンポを丸出しにされて興奮しているようだった。やがて、体を弓なりに反らせながら、深い溜息と同時に、思い切り白濁を飛ばして果てた。
翌朝、チェックアウトの際は、『近所から苦情が入っている』とか言われないか、少し緊張しながらホテルを後にした。