ゲイ体験談

先輩への憧れから、兄弟愛へ・・・・・・

登場人物
① 俺 ・・・ 雄 (ゆう)
②先輩 ・・・ 鷹 (たか) 1歳年上
③ 弟 ・・・ 卓 (たく) 2歳年下
俺は、今は立派(?)なゲイです。
そんな俺も、昔、昔は、ノンケでした。
俺は当時、今と違って、どちらかというと童顔で、 顔が可愛いとかは、よく言われていたので、 もう少し男らしくなりたいな。と、常々思っていました。
(可愛いと言われていたのは、中性的な意味でだったのです)
そんな自分を変えるために、まずは外見から変えようと、
中学入学と同時に、水泳部に所属しました。
水泳は、その全身の筋肉を使うスポーツなので、成長期も重なって、 俺の体は、3年間でグッと引き締しまったものになりました。
男もいいな、と思ったのは、中2のときでした。
同じ水泳部の、カッコイイ先輩がいたんです。
坊主刈りで、髭も生えていて、中学生とは思えない雰囲気をしていました。
すね毛も生えていて・・・・・・。
俺は、すね毛は薄い方だったので、すね毛が濃い=男っぽいという印象がありました。
そんな先輩と俺が、部室で二人っきりになってしまったある日の事でした。
「雄ってさぁ、可愛い顔してるよな」
(またかぁ・・・) 水泳を始めて、体が引き締まり始めていた頃だったので、 もう、可愛いと言われる事もないかな、と思っていただけに、正直ショックでした。
やっぱり、顔の造り(童顔)が原因なのかなぁ?とか、思ったりもしました。
「でもさ、雄も男だろ?」
「はい。こんな顔してますけどね」
俺は半分フテくされながら答えました。
「じゃあ、もうするだろ?」
「・・・・・・え?」
俺は自分の心臓が、急に早く脈打つのを感じました。
「する・・・・・・って?」
「決まってるだろ? コレだよ!」
先輩は自分のチンポを撫でました。
俺は性知識とかが遅れていたので、まだオナニーをした事はありませんでした。
「ま、まだです」
「えっ!? そうなのか!?」
「そうですよ! 何か悪いですか?」
ガチャッ!部室の鍵が閉まる音がしたのは、その直後でした。
「先輩・・・・・・?」
先輩のオーラが、ただならぬものであるのに気づいたのはすぐでした。
先輩はそのまま競パンを脱ぎ始め、全裸になりました。
「な、なにやってるんですか!?」
先輩は無言のまま、チンポをブラブラ揺らしながら俺に近づいてきます。
(デ、デカい・・・・・・) 勃起しなくても、15㎝近くあるチンポ。
色は日焼けをしたように黒く、ズル剥けとまではいかずとも、立派な剥け具合。
チン毛はハサミでカットしているのか、短めでした。
「雄、俺が男の良さを味合わせてあげるぜ」
「・・・・・・」
俺はちょっと、顔が赤くなって黙り込んでいました。
先輩はそっと近付き、水着から着替えが終わった、俺の制服のボタンを外しました。
外しながら、先輩は言いました。
「俺、男が好きなんだ」
「えっ・・・・・・?」
「ビックリしただろ?」
「はい・・・・・・」
「雄が水泳部に入ってきた時、俺スゴく嬉しかった。
俺好みの子が来たんだから」
先輩の手が俺の股間に伸びてきます。
「!」
反射的に俺は、先輩を突き飛ばしてしまいました。
「あ、すいません・・・・・・」
「いいよ。急に興奮してこんな事しだした俺も悪いんだし」
先輩のチンポが勃起しているのが、見えました。
「でもな、雄」
「はい?」
「男としてまだオナッてねぇのはどうかと思うぜ?」
「・・・・・・」
「俺が教えてやるから、ここでやってかねぇか?」
「誰にも言いませんか?」
「オナるくらい、男ならフツーだよ」
「わかりました」
「よしっ!」
先輩は白い歯を出して、笑いました。
「ほら、早く制服を脱いだ脱いだ!」
先輩は嬉しそうに俺にそう促しました。
服を脱ぐのはいつものことなんで、気にせずに脱ぐことができました。
キュッと締まった、俺のケツを見ながら、
「雄も立派になってきたよなぁ」
「先輩ほどじゃないっすよ。先輩、胸板も厚いし、腹筋も割れているし、 二の腕も太いから羨ましいですよ、ホント。
男らしいって先輩の人のようなことを言うんでしょうね」
先輩はクスクス笑っていました。
「男らしいとかそんなの関係ねぇよ。
チンポが付いてて精液を出せれば、誰だって男さ」
「そんなもんすかね」
俺が全裸になり終えると、先輩は俺に寄り添ってきました。
初めてでした。
男同士の体を直に触れ合わせるのは。
先輩の引き締まった筋肉が俺の体に触れます。
俺はドキドキしていました。
「興奮しないと気持ちよくねぇからな。
俺が雄を気持ちよくさせてやる」
「なんか怖いっすね・・・・・・」
「心配すんなよ。
強姦するわけじゃないんだから」
「はい」
先輩はゆっくりと俺の腰周りから左腕を回してきました。
左乳首の辺りをくすぐってきます。
俺は初めて他人に乳首をいじられたので、ちょっとビクついてしまいました。
「敏感だな、雄は」
そのまま先輩は、俺をゆっくり寝かせて、抱き付いてくれました。
胸板が俺を押し潰すんじゃないかとか思うほど、
先輩の筋肉の躍動が伝わってきました。
先輩は右乳首を吸ってくれました。
「んん・・・あっ!」
俺は我慢できずに、喘ぎ声まであげてしまいました。
先輩はベロリと舌で、俺のみぞおちあたりを舐めてくれました。
そのまま先輩の顔が、腹筋からへそへと下がっていくのがわかりました。
「雄、おまえの身体、いつのまにかカッコよくなりやがって」
「先輩ほどじゃないっすよ」
「そうか?」
「先輩、カッコ良かったっすよ。
俺の憧れでした」
「じゃあ、さ、雄・・・」
「はい?」
「俺と付き合ってくんねぇか?」
「えっ?」
俺は本当に驚きました。
クールな感じの先輩が、いとも簡単に後輩の俺にゲイであることを告白し、さらに好きだと告白してきたことに。
「ダメか?」
「先輩の事は憧れですけど、急にそんな・・・・・・」
「返事は急がないからさ。
今日は、オナニーの快感を味わってくれたらそれでいい」
そういうと、先輩は俺のチンポを吸い出したんです。
「んっ・・・あ、ちょ、き、気持ちいい・・・」
俺のチンポは、あっという間にギンギンに巨大化し、先輩の唾液でビショ濡れになりました。
先輩は吸いつつも、時々休みつつ吸い続けてくれました。
「俺は滅多にこんな事しないんだからな。
フツーは自分でチンポいじってイク奴が多いんだぜ!覚えとけよ」
「はい・・・」
リアルな音が俺の耳に響いてくるたびに、俺のチンポが脈打っていました。
「あぁ・・・、先輩、なんか・・・あぁ・・・」
「そろそろ来るぜ!」
「んんん~あ、ああ、で、出ます!」
ドピュッ!ドピュドピュドピュッ――! 「あ・・・」
白濁の液体が、俺のチンポから30㎝ほど離れた床に落ちました。
先輩は「ヒュゥッ!」と、口笛を吹いて拍手をしていました。
「おめでと!男への一歩をお前は踏み出したんだ。
精通完了だ!」
「精通・・・・・・」
すごく気持ちよかったんです。
本当に。
「雄」
俺が振り返った時でした。
先輩と俺の唇が重なったのは。
「じゃあな」
俺は呆然としたまま、先輩の唇の感覚の余韻を感じていました。
家に帰って飯を食っても、風呂に入っても、浮かんでくるのは、先輩の唇の温かさだけでした。
初Kissが先輩で、しかも、それが男だったなんて・・・・・・ その日から、俺は風呂場で毎日オナニーをするようになりました。
俺の精液は、かなり飛ぶほうで、
鏡を前に、毎日精液を飛ばしていました。
あれ以来、先輩と二人で何かをしたりする事はありませんでした。
やっぱり、男同士で、それも中学生が付き合うのは、まだマズいと思います。
と正直に答えました。
先輩も言った後に後悔したらしく、納得してくれました。
けれど、それからも、俺のオナニーのオカズは先輩でした。
先輩が卒業する頃、俺はかなり悩んでいました。
俺は思い切って先輩に相談しました。
先輩にKissされてから、自分は男にも興味を抱いてしまっている事。
先輩をオナニーのオカズにしている事も全部言いました。
先輩はニッコリ笑って答えてくれました。
「今の日本じゃ、雄の事を変だと思う人は多いだろうな」
「やっぱりですか?」
「でも、雄はどう思う?」
「・・・・・・」
「自分が変だと思う?」
「俺は、男も好きな自分は、別に変だとは思っていません」
「なら、それでいいじゃん?」
「えっ?」
「自分の信じる道を歩んでいけよ。
なっ?」
「そうですね!」
先輩に相談してよかった。
俺は心底から、そう思いました。
「用事はそれだけか?」
「はい!」
「じゃあ、水泳頑張れよ!」
「はいっ!」
先輩が後ろを向いて歩いて行ってしばらくしてから、俺は先輩を呼び止めました。
「先輩!」
「ん?」
先輩が振り向いたと同時に、俺は先輩の唇を奪いました。
「卒業祝いです」
「バーカ」
先輩も、もう一度、俺に唇を重ねてくれました。
先輩が卒業してからもずっと、俺は、男が好きになっていました。
野球部の人に欲情したり、相変わらず、オナニーには先輩が出てきていました。
俺の中で何かが変わった日。
それは、中3の夏休みのある日でした。
俺には、2つ下の弟がいます。
俺は水泳。
弟は体操。
体操って、筋肉がやたら付くみたいで、俺より背は低いのにガッシリしていて、 タンクトップとか、Tシャツとかを着たら、胸板が厚いのが強調されるんです。
俺は、そんな弟にも、ドキドキしている感情に、気付いたんです。
(とうとう弟にまで・・・・・・)
今までは、あくまでも他人を好きでいたのに、弟にすら、そういった感情を持つようになるとは・・・・。
俺もヤバいかな~と思っていました。
そんなこんなで、夏休みのあの日。
俺が部活から帰ろうと校門を出たら、弟(卓)が校門のそばで待っていたんです。
「あ、兄貴! 待ってたんだよ」
「なんで?どうしたんだよ、卓?」
「今日、お父さんも、お母さんも出かけていないじゃん!だから晩飯二人でなんか買ってくんだろ?」
そういえばそうだった、と思い出したのはその時でした。
「どうする?お弁当でも買って行く?」
「うん、そうだな。そうしようか」
「じゃあ、早く行こうよ」
そういって、卓は、俺の手を引っ張って、走り出しました。
そのとき差し出してきた、手の太く、逞しいこと。
俺は、ドキドキする熱い思いを、抑えられずにいました。
弁当屋さんで夕飯を買って、近所の路地裏を、一緒に歩いていた時でした。
卓が、ギクッとさせる質問を、唐突にぶつけてきたんです! 「ねぇ、兄貴」
「ん?」
「兄貴ってさ・・・・・・」
「なんだよ?」
「男が好きなの?」
「な、なに言ってんだよ、おまえ・・・・・・」
俺は冷静を装っていましたが、卓は見抜いていたようでした。
「焦ってるね、兄貴」
「焦ってなんか・・・・・・」
「嘘ついたってダメだよ!ほぉら、これなぁんだ?」
卓はバッグから、俺がこの間初めて買った、ゲイ雑誌を取り出してきたんです。
「おまっ・・・・・・!」
「やるよねぇ~兄貴も!」
卓は妖しい笑みを浮かべて、俺を見つめてきました。
俺よりガッシリした弟に、ちょっとした恐怖心も抱いていたかもしれません。
嘘をついたって、もうどうしようもないかと、俺は開き直って言いました。
「あぁ。男も女も好きだよ」
「男だけじゃなくて?」
「あぁ、そうだ!」
「ふぅ~ん・・・・・・」
なんだよ、その反応。
どうせ親にチクッて、とか考えていた時でした。
何かが、俺の唇に当たりました。
温かく、柔らかい。
「んっ!!」
卓が、俺の口に、自分の口を重ねていました。
「んっ、な!!」
俺は思いっきり卓を突き飛ばしました。
卓は受け身を取って体勢を整えました。
「お前、なんだよ!?」
「俺も、男の人好きなんだ~♪」
卓はサラッと言ってきました。
「だから、兄貴も男の人好きなんだってわかって、スゴく嬉しい。
家族でもそういう人がいてくれると、スゴく気持ちが楽になるんだ」
「卓・・・・・・」
いつからだったんだろう。
俺はちょっと考えてみました。
でも、考えても仕方ない事かと思い、やめました。
「帰ってメシ、食おうか」
「うん!」
卓と俺に、兄弟愛という、美しい絆が生まれました。
その日の夜、俺と卓は繋がりました。
親は明日にならないと帰って来ないとわかっている以上、 そして二人とも、男に対して好意を抱けるとわかった以上、 二人でやらないわけにはいかないな、という空気になりました。
まず、俺が買って、持っていた、ゲイ・ビデオを見ました。
部屋の電気を消してリビングで。
ラグビー部の野郎が、合宿中に寝室で、Hをする内容だったと思います。
俺は何回も見ていたので慣れていましたが、卓は初めてのようで、顔射とか挿入に興奮しっぱなしでした。
兄弟二人が、全裸で自宅でゲイビデオを見ているなんて、他人から見れば変ですよね、かなり。
ビデオを見慣れていた俺は、ビデオの光に反射して浮き上がる卓の筋肉を見ていました。
盛り上がる二の腕の筋肉、分厚い胸板、ボコボコに割れた腹筋・・・・・・。
いつの間に、弟がこんなに逞しくなったのか。
綺麗な肌もしている。
モテるだろうなぁ~、 とかいろいろ考えをめぐらせているうちに、ビデオは終わりました。
「スゴかったね! 兄貴!」
「おもしろいだろ? おっ、おまえ、チンポ勃ってるじゃん!」
「えへへ。でも、兄貴ほどデカくないよ?」
俺は、先輩にオナニーを教えてもらってから、
毎日ヌイては発射する日々が続いていたので、 チンポはみるみるうちに巨大化し、どす黒くなっていました。
ドッシリと存在感のあるチンポで、同級生の間でも、特にカリの部分が、デカいほうでした。
「俺は去年初めてオナニーしてさ。
それから毎日やってたら、こんなになったんだよ」
「スゴいね!やっぱり兄貴だよ!」
「ハハハ!卓は、オナニー経験してるだろ?」
「一応ね。でも、毎日はしないよ。
1週間から2週間に一度。疲れるんだもん」
「そうかぁ。まだ中1だもんな。
中3だったら体力もあるし、毎日できるだろ」
「何を証拠にそんなこと言ってるの?」
「証拠なんかねぇよ」
「そこも兄貴らしいや」
俺たちは裸のまま、笑っていました。
「ねぇ・・・兄貴・・・」
「ん?」
「寝て・・・みたいな」
「いいよ・・・」
俺たち兄弟は、大人の世界へと飛び込みました・・・・・・
兄と弟・・・・・・
血を分け合った、兄弟だからこそ、解り合い、
感じ合い、愛し合える世界・・・・・・
それはまるで、砂糖菓子が、ゆっくりと溶けて、
交ざり合って行くようかのような、 これ以上はないような、甘美で、美しい世界・・・・・・
兄は弟を求め、弟は兄を受け入れて、
ひとつの形となって、永遠の愛を築いてゆく・・・・・・

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