「アン…アン…ぁあん…」
彼のノートパソコンから甘ったるい女の喘ぎ声が流れ始めました。
「またアニメ?」
すでに仰向けになっていた僕は、画面が見えませんでしたが、あからさまなアニメ声ですぐわかりました。
「へへ。これリアルに20回はシコッたやつです」
そう言いながらパソコンを僕の頭上の床に置きました。
音が大きくて、すぐそばで女が喘いでいるみたいで耳障りでした。
タツヤはブリーフを脱ぐと、
「失礼しゃ~ッス」
と言って僕の顔を跨ぎました。
タツヤは元々職場の後輩です。
20代後半ながら未だ女性と付き合ったことがなく童貞です。
見た目は坊主頭で、素朴な感じです。
あまり垢抜けませんが、特段モテない風貌だとは思いません。
特に体は鍛えていて、女性からみても魅力的なんじゃないかと思います。
ただ、彼はオタクなんです。
美少女アニメが好きで、フィギュアやグッズを買い集めたり、夜な夜なエロゲーに興じたりと、なかなかの仕上がり具合です。
今も僕にフェラチオさせながら、エロアニメを観ようとしてる強者です。
これまでもフェラチオしてる最中にAVを観る人はいましたが、エロアニメを観るのはタツヤだけです。
「好きにしていいすよ」
タツヤのチンポが顔の前にボロンと垂れ下がりました。
童貞のくせに一人前に生意気なことを言うようになりました。
チンポはまだ勃起してなくて、肌色の包皮が亀頭を半分くらい包んで、芋虫みたいに金玉にへばりついていました。
「チン毛ついてるよ」
抜けたチン毛が皮に巻き込まれるように亀頭に張り付いていました。
「やべっ、まじすか」
彼は一瞬恥ずかしそうにしましたが
「舐めてとってくださいよ、ヘヘ」
とわざとらしく言いました。
童貞のくせに本当に生意気になりました。
チンポをつまんで皮を剥くと、彼は
「ああっ…」
と力の抜けた声を漏らしました。
ぬるりと皮が捲れ、ネバついた亀頭が顔をだしました。
「ぅっ…」
その瞬間、イカ臭い匂いが一気に放たれました。
皮の内側で蒸れた恥垢の匂いは強烈でした。
(いつから洗ってないんだよ…)
後輩の無神経さに少し腹が立ちましたが、同時に後輩のそんな臭いチンポを嗅がされていることに被虐的な興奮を覚えました。
僕はヌルヌルの亀頭に舌を伸ばしました。
「あっ」
舌先が触れた瞬間、彼はピクンと体を震わせ声を上げました。
塩っ辛い味とともにチン毛が舌に張り付きました。
そのチン毛を指で取って彼の太ももになすり付けました。
続けて、彼のチンポを鼻で持ち上げ、裏側の根本のあたりに舌を伸ばしました。
金玉との境目の部分は汗が蒸れてジトジトした酸っぱい味が染み付いていました。
玉袋をレロレロと入念に舐めまわし、さらに玉裏の付け根のほうへ舌を伸ばしました。
「ああ…」
タツヤは切なげな吐息を漏らしながら、股間をグイグイと押し当ててきました。
勃起した肉棒がグニグニと鼻を擦り、玉袋がムニムニと口を覆いました。
タツヤはそのまま腰を振ってきました。
「ハッ…ハッ…あーなんかすげー気持ちいッ」
床オナニーのように一心不乱に腰を動かしてチンポを擦りつけてきました。
熱を帯びたチンポが密着し、顔中に蒸れた匂いが染みついていきました。
「ハッ…ハッ…」
と規則的な呼吸をしながら腰を動かす様子は、まるで筋トレをしているかのようでした。
濃厚な匂いを嗅いでいたら、僕はしゃぶりたくて我慢できなくなりました。
唇でチンポを捉え、ずるんと根本まで咥え込みました。
「ぁあ…」
タツヤはそのまま腰を振り続けました。
僕はズポズポ出入りする肉棒に舌を絡め、汚れを拭い取るように舐めまわしました。
チンポの味が溶け出し、口いっぱいに広がっていきました。
「アン…アン…アアぁ…」
アニメのわざとらしい喘ぎ声に呼応するように、タツヤは
「ああ…ああ…ああ…」
と荒い息を吐いてチンポをピストンしました。
突然、
「ああっ…やべっ!」
と叫んで動きを止めました。
口の中でチンポが急停止しました。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
イキそうになったのを懸命に堪えているようでした。
僕は上気するチンポの息遣いを感じながら、一旦彼がクールダウンするのを待ちました。
ところが、
「あっ…だめだっ…でる…」
と言ったかと思うと、チンポの付け根がポンプのように伸縮し、口の中にジワっと精液が漏れ出しました。
我慢できずに発射してしまった彼は、フライングのまま突っ走るかのように
「あ゛ーー」
と叫びながら再びピストンして精液を吐き出しました。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「ア〜ン…アぁン…」
ひとり呼吸を整える彼の吐息と、アニメの喘ぎ声が空しく響きました。
「すみません、かなり溜まってたんで」
タツヤは恥ずかしそうに言いました。
「別にいいよ」
僕は帰る準備をしました。
「もう帰るんすか?」
「帰るよ」
「泊まっていけばいいじゃないですか」
「いや、帰るよ」
お泊りの相手がイケメンのリョウ様だったら嬉しいですが、タツヤと一晩一緒にいるのはめんどくさいので嫌です。
「なんか中途半端じゃないすか」
「それはタツヤが早漏だから」
僕は冷たく言い放ちました。
「じゃあ帰る前にシコってくださいよ」
「なんでだよ」
「オナるとこ見たいッス」
「やだよ」
「いつも俺だけイッてるんで、今日はイッていいですよ。イったら帰っていいんで」
ニヤニヤしながら僕を見てきました。
後輩のくせになんだか偉そうな態度です。
とはいえ、もはや以前の先輩後輩の関係ではないので仕方ありません。
「無理だよ、見られてたら勃たないから」
「いつも何見てオナってるんすか?ゲイ動画?」
「…」
「俺動画いろいろ持ってますよ」
「え、ゲイ動画あるの?」
「ないっすよ…。普通のです」
(なんだよ、そんなのいらないし…)
それにどうせやるなら動画なんかより、目の前に本物の男がいるんです。
そう思って、胡坐をかいて座る彼に目をやりました。
チンポは既に収縮し、おとなしく股間に収まっていました。
上半身に目を向けました。
シャツを着たままですが、ジムで鍛えた体が服の上からでもわかります。
タツヤの最大の取り柄はそのカラダです。
会社にいた頃はいたって普通の体型だったのに、女の子にモテたいからか一念発起してジムに通い始め、ガッチリ筋肉質な体型に変わったのです。
元々肉付きはよかったので、立派なゲイ好みの肉体になりました。
今のところ肝心の彼女はまだできず、寄ってきたのはゲイの僕だけです。
「上脱いでよ。筋肉見たい」
僕は言いました。
「え!」
「脱いでくれたらやってもいいよ」
「え!俺を見てシコるんすか」
「うん、見るっていうか触ったりいろいろ」
「ガチじゃないすか」
「そうだよ」
何をいまさらと思いました。
「えーまじかー、変なことしないでくださいよ」
と言いながら服を脱ぎました。
「(変なことするに決まってんじゃん)寝て」
「ヤバイ、俺犯されるぅ」
口ではいろいろ言いながらも、素直に背中を倒しました。
僕も添い寝するように彼の隣に寝転びました。
体を横向きにして彼の腕に顔をくっつけると、腋臭のスパイシーな匂いが鼻をつきました。
タツヤのもう一つの魅力は腋臭です。
僕は腋臭にも目がないのです。
それだけで僕のチンコはムクムクと大きくなっていきました。
僕はパンツをずらし、自分のチンコを握りました。
そして反対の手を伸ばして彼の胸板をさすりました。
「うー!まじかー」
タツヤは笑いながらもギューっと目を閉じていました。
会社の同僚達からは無駄な筋肉とバカにされてますが、ブ厚くて硬い胸板はとても逞しくて素敵でした。
(こんないい体なのに、まだ童貞なんてもったいないな…)
「まだジムいってるの?」
「いってますよ、週2で」
僕はペタペタ体を触りました。
「乳首舐めていい?」
「まじかー」
さっきから「まじかー」とばかり繰り返しています。
「いいすよ。俺の体どうすか」
「すごくカッコいい」
「上に乗っていいすよ」
「…うん」
僕は彼の体に被さり、彼の乳首をペロペロ舐めました。
少しだけ苦い味がしました。
乳首を舐めていると、腋の閉じ目から腋毛がチロチロとはみ出ているのが目に止まりました。
太い二の腕と胸筋のみっちり塞がった谷間から、雑草のようにどうしようもなく毛をチラつかせていました。
僕は腕の付け根の筋に鼻先を押し付けました。
境い目から、腋毛と同時にツンとした腋臭が漏れ出していました。
僕は彼の腕を持ち上げました。
「なに…?」
焦ったようにこわばる彼にかまわず、僕は開いた腋に顔を埋めました。
「マジすか」
「ハァ…ハァ……」
モサモサと生茂った腋毛がムサい匂いを漂わせながら鼻をくすぐり、その奥から濃厚な腋臭が匂いたちました。
鼻先を押し付けると、汗かなんだかわからないスパイシーな匂いのする汁でじっとり湿りました。
僕は顔が火照って熱くなるのがわかりました。
「なんかまた勃ってきた」
タツヤは笑いながらいいました。
少し照れたようにはにかむ顔が可愛らしくて、愛しくなりました。
彼の股間はビンビンにそそり勃って僕のお腹に当たっていました。
後輩で童貞のタツヤのことを普段はどこかで見下している自分がいますが、このときは彼が男らしく見えてドキドキしていました。
逞しい体、腋臭の匂い、硬いチンポ…
(ずっと彼女ができなければいいのに…)
タツヤには悪いけどそう思いました。
(いつでもしゃぶってあげるから…)
僕は自然と自分のチンコを握る手に力が入りました。
そしてすぐに我慢できなくなりました、
「…ハァ…ハァ…いきそう…です…」
「いいすよ、いって」
「あぁ…タツヤ…」
「いって、いって」
「タツヤ…いく…」
僕は思いっきり腋の匂いを吸い込みました。
それと同時にビュビュっと射精しました。
僕の精液は、タツヤの太腿に飛び散りました。
「俺より早いっすね…俺もイッていいすか?」
「…うん」
彼は自分でチンポを激しく扱きました。
「ぁぁ…どこに出して欲しいすか?」
「どこでも…」
「ハァ…ハァ…じゃあ顔にかけていいすか?」
頷くと、僕は彼のお腹の上に頬を寝かせました。
彼は僕の頭を押さえ、目の前でシュコシュコと扱きました。
「ぅあーいきそっ」
手の動きが早くなりました。
彼は膝を立て、腹筋に力が入って硬くなりました。
「あっ、あっ、いくっ」
そう叫ぶと、グイッとお尻を浮かせ、腰を突き上げました。
「あ゛あ゛ー」
そして低い雄叫びとともに、激しく擦られたチンポは10秒足らずで僕の顔めがけてザーメンを吐き出しました。
「あっ、あっ、っ」
ビュルっ…ビュルル…と続けざまに精液がふりかかりました。
さっき射精したばかりなのに、まだこんなに残ってたのかと思うほどたっぷりのザーメンが降り注ぎました。
「気持ちよかったすか」
「…うん」
「また俺をオカズにしていいすよ」
「…ありがと」
童貞のくせに生意気ですがそんな彼に胸がときめいた日でした。